帯広初日、CKB@幕別町百年記念ホールの前々日。
ラーメン餃子のお店『聚楽』へ参りました。
絶品の餃子を戴きましたところで素通り出来ないメニューを発見
横浜生まれのワタシの心を鷲掴みにしたのがこちらです。



ションマーメン!
サンマーメンではなく、ションマーメンです。
サンマーメンは神奈川県ではお馴染みのもやし餡かけ中華そば。
その兄弟に帯広で出逢うとはビックリ。
それにしても衝撃的な名前ですションマーメン。
聞いたことないですもん、ションマーメンなんて。
実はグーグル検索して「ションマーメン」でヒットするのはほぼ帯広のこのお店のみ。
そりゃ聞かんわ。
じゅらくよーん。
サンマーメンに関しては膨大にヒットしますので各自ググってください。
でもワタシ達神奈川県民、サンマーメンは当たり前に知っていますが、そんなに食べたことないです。
いや、食べてる方、おられるかも。
ワタシは人生で数える程です、サンマーメン履歴。
だからちょっとソウルフードとまでは云えません。
崎陽軒のシウマイやニュータンタンとかは数限りなく食べてますのでソウルフードです。
ウチの母親とか好きで食べてたかもサンマーメン食べてる途中からお酢をどぼどぼかけてたっけあー酸っぱい見ているだけで酸っぱいなんでそんなにお酢をかけるんだろう信じられない。
失礼しました。
でもここでこうして出逢えたからには。
きっとこれからもご縁があることでしょう。
この数日後に札幌の『虎』で戴いたにゃごにゃごがサンマ醤油を謳っていたラーメンですが。
そっちのサンマと繋がったか。
はっはっは。
違うわよ。
すみません脱線ばかりで。
肝心のションマーメンですが。



ウマウマウー!

熱い。
とにかく熱い。
いつまでも熱い。
餡かけの餡がスープに蓋をして全く冷めない。
熱いのが好きな人は絶対にこれを食べた方がいい。
本当に最後の最後まで熱いですよ。
クチビルの方が熱さと戦っている一方で、舌はまた違う対話をしている。
何と懐かしい。
懐かしいと云って明確な懐かしさターゲットがあるわけではないけどとにかく懐かしい。
自分の味覚の昔ムカシの記憶アーカイブ。
分類はちゃんと出来ていないけれど「中華」のフォルダーが全て合致。
ラーメンの味、サンマーメンの味、ではなく、中華料理の味。
自分の基礎にある自分が好きな中華料理の味わい。
こんなにドンズバにヒットするとは思いませんでした。
ネーミングで引っかかって良かった、ションマーメン。
モヤシと挽肉はゴジラとアンギラスくらい相性が良い。
麺はひたすら餡を持ち上げて大暴れする。
歯応えなんてないのさ。
やわらかいのさ。
出逢えたことを悦びたい。
ションマーメンを言祝ぎたい。
ブラボー。
ブラボー。



今すぐこの暖簾をくぐりたい。



現役のレジです。
感動です。



いつかまた必ず伺います。
ぶためんも食べるスケジュール調整もします。
美味しかったです! 御馳走様でした!

聚楽
北海道帯広市西一条南9-1-1
19:00〜24:30
日曜休