今年は本を読もうと云うのを目標に掲げておりました。
でも自分が思った以上にiPhoneだのFacebookだのに依存しているのも判りました。
先日電車に乗っていた時。
座っている人も立っている人も殆どの人がスマートフォンを見つめて俯いている光景を見て。
何だかちょっと変だなと思ったのです。
ワタシも実際その中の一人だったのですけどね。
それでやっぱり読書でないと得られない何かがきっとあると思って。
本を読みます。



ピエールとリュース ロマン・ロラン著 渡辺淳訳 鉄筆文庫
1920年初版。
この頃から人間は進歩しているのか。
愛はずっと変わらない。
小さな愛。
自然に湧き出る自然な気持ちとして。
狂気も変わらない。
それも自然に湧き出てずっとこっちを見ている。
ワタシは子供の頃から戦争がキライだった。
その気持ちに従って生きてきて良かったと思う。
この本を読んで改めてそう思いました。
若い人にこの小さな本を読んで欲しい。
そして若い人に道を譲るべき年齢の人にも読んで欲しい。
人生は儚い。
ワタシ達はそれを魔の手から守りたい。
ラブアンドピース。
二度と失わないように。