シンプルなのが一番だとは思っています。
音楽でも料理でも人生でも。
心からそう思っています。
ですが。
商品名などで様々な要素が詰め込まれてゴチャゴチャっとしていると。
どうしても手を出したくなる性分なので御座います。
音楽ならジャズとロックの融合とかに始まり、プログレやら何やら。
たまらなくスキなんです。
そして今回のそのゴチャゴチャはこちら。



日高屋』の汁なしラーメン辛子明太子豆腐!
日高屋はフツーにタンメンとかウマくてたまに利用します。
汁なしラーメン、だけだったらワタシは全く反応しなかったと思います。
辛子明太子豆腐。
なんじゃそりゃ。
初めて聞いたぞ辛子明太子豆腐。
ビジュアルは麻婆豆腐に近いけれど。
いや麻婆豆腐ではいけなかったのか。
どうなのか。
心がザワザワするのです。



辛子明太子入り麻婆豆腐、なのではない。
お肉っ気が皆無なのです。
明太子のつぶつぶが見て取れます。
特に変わった要素はないのですがどうも不安をかきたてられます。



ビミョー。

ああ。
どう説明したものか。
まずは辛い。
ヒジョーに辛い。
ただその辛さと同時に甘さも攻めて来ます。
辛さと甘さを繋ぐ要素が見当たらない。
途中まで食べて何か味を足すとまとまるのかと思いきや。
もう何も追加を許さない、ある意味完全体なのですね。
麺はフツーにラーメンの麺。
これが辛子明太子豆腐部分とこれまたマッチしない。
豆腐は豆腐。
麺は麺。
なのでした。



納得ポイントを見いだせないまま、取りあえず完食。
ウマイとは思うけど、正直途中でダレる。
でもふと考えた。
以前松屋のガリチキ定食を食べた時に感じたもの。
甘さ。
お菓子的な人工的な甘さ。
これって今の若い人たちには普遍的な味なのかも知れません。
そうなのだとしたら、話が合わないなこりゃ。
松山の『アサヒ』の鍋焼きうどんの甘さとは全然違う。
こうやって世の中は変わっていくのですね。
なるほど。





とにかく凄く推しています。
皆様も是非チャレンジしてみてください。
量は結構あるのでセットにしなくてもよろしいかと。
あーでもチャーハンがあったらちょっと箸休めになるのかな。
なるへそ。
美味しかったです! 御馳走様でした!