先日のお昼は関内駅から歩くこと数分。
横浜文化体育館前の喫茶店『コーヒーカッツェ』にて戴きました。
謎のお店です。
なぜかと申せば、カッツェとはどこにも書いていないからです。
どう書いてあるかと申せば、コーヒーフジタと書いてあるのです。



ほら。
看板にもテントにもコーヒーフジタと書いてあります。
入口のガラス戸には文字を消した形跡アリ。
どこからどう見てもカッツェとは表示されておりません。
なぜカッツェかとわかったかと申せば、食べログにそう書いてあったからです。
あと領収書にもコーヒーカッツェとあります。
なのでやっぱりカッツェになったんですね。
カッツェと云えばガッチャマンのベルクカッツェを思い出しますが。
それはそうとコーヒーフジタは昔からあります。
軽く30年はここにあると思うのですが。
その30年近く前にも、20年くらい前にも、そして10年くらい前にも入ったことがあります。
そして初めてランチを戴いてみました。



ポークチャップ!
イタリーノのポークチャップとは全く違う方向性。
見事に喫茶店のランチ然としているバランス。
この時点でワタシはとても豊かな気持ちになっています。
出逢えて良かった。
なんだかシアワセ。



ウマウマウー!

豚肉は薄切りでもなく厚切りでもなく。
程良くケチャップとあと多分ウスターソースとか醤油とかで味付けされておりまして。
凡庸ではないけれど、特別でもない。
友達の家で出された昼食のストレンジな感じ。
真の驚きがあるのは余所の家。
自分の思いや考えが全く及ばない習慣や風習が渦巻いている。
カレーの驚愕、味噌汁の怪、炒め物の謎。
ヨネスケさんは川口浩探検隊よりこの世の闇に入り込んでエライと思うのです。
そんなこちらのポークチャップ。
繰り返しますが。
出逢えて良かった。
本当に良かった。
そしてスープが、すごく薄い。
でもこの薄さでイイの。
このままでいて。
何も変えないでください。
また食べに来ますから。



コーヒーもとっても懐かしい感じがする。
美味珍味最高級贅沢至極では得られない満足感。
食事が中心でなく、自分が中心。
そんなアタリマエの食事。
とても嬉しかったです。
また伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!

コーヒーカッツェ
神奈川県横浜市中区不老町2-8-1
平日
9:30~18:00頃
土曜
10:00~17:00頃
日曜祝日休