Foundations Of Burden
Pallbearer
 
私の2012年ベストアルバム、Pallbearerの『Sorrow And Extinction』。
そのPallbearerの2ndアルバムが発表されました。
暗く、低く、重く、長く、遅く。
もう救いようのない、真っ暗で荘厳な、世界の涯の音楽。
全6曲で、4曲が10分オーバーの曲。
残りのうち1曲もほぼ9分。
これでも1stより少し軽くなった気がします。
ドラムの音色がクリアになったのと。
ボーカルがハモっていたりするからかな。
彼らが演奏する映像をちょっと観たのですが。
7弦ギターとか5弦ベースとかは使っておらず。
普通のギターとベースのチューニングを物凄く低くしてプレイしているようです。
6弦がAかな。
多分私が心惹かれたのはその感じもあるのかと思います。
独特なギター2本の絡み。
ヘッドホンで大音量で聴いてようやく下の方のハーモニーが判別できる。
メジャーの響きもここまで低いと真っ暗。
これを聴きながら薄気味の悪い本を読んでいるとなかなか真っ暗な気持ちになれます。
私の今年のベストワンアルバムの最有力候補。
宇宙の片隅で、ひとりぼっち。
ブラボー。