最近六角橋によく行っているのです。
何をしに行っているのかと申しますと、六角橋の空気を吸いに行っているのです。
今年の9月末に六角橋商店街の一角で演奏致しました。
その時に自分がこの場所の空気ですぅーっと自由になれたんですね。
それで自由に演奏が出来た。
その感覚が今もそのままあって。
私は六角橋の産婦人科(今はもうない)で生まれました。
引っ越しの多い家で、それこそ横浜市内をぐるぐると巡るようにあちこちに住みました。
でも、どこに住んでいても、この界隈でずっとうろうろしていました。
大学も神奈川大学(除籍)でしたし。
なんだか、やっぱりこの辺なんです。
この辺の空気を吸って、その感覚をより深化させております。
感覚を研ぎ澄ませるとお腹が空きます。
それでやっぱり『サリサリカリー』に行くのです。
 

 
サリサリカリー!
毎度毎度コピペしておりますサリサリカリーのスペック紹介。
パキスタンのパンジャーブ地方の家庭料理。
水を一切使わずに野菜の水分だけで煮込むカリー。
鶏肉の繊維がほぐれてコンビーフ状になっています。
味付けは岩塩とスパイスのみ。
一口食べるとまず凝縮された旨味の優しさに包まれます。
辛さはその後にじんわりとやって来ます。
食べているうちにお腹が温かくなって、汗がにじみます。
現地そのままの味。
こんなにウマイもの、他にはそうそうありません。
食べると元気が出ます。
胃腸の調子が整います。
肩こりが軽減したりもします。
笑顔が自然に出るようになります。
医食同源。
心もカラダも色々満足します。
 

 
ウマウマ王!
 
シンプルなように思えて、実は多次元の要素が折りたたまれている。
それを展開する事も出来るし、そのままでもイイ。
なによりパキスタンの家庭料理が日本の御飯にとてもマッチすると云う面白さ。
説明可能なのに説明不可能。
完璧だけれど隙間がある。
食べる度に好きになる。
サリサリマジック。
この魔法は解けません。
 

 
名脇役のサラダ。
ルパン三世と次元大介。
ちょっと違う。
素浪人花山大吉と焼津の半次。
ゴジラとアンギラス。
マジンガーZとジェットスクランダー。
仮面ライダーウィザードとビースト、いや晴人と瞬平か。
まあいいか。
シンプルでウマイのです。
 

 
サリサリカリーがここ六角橋に根を下ろしたのが2007年。
元々北海道でお店を出されていたのをお子さんに任せて、車で南に出発。
本当は沖縄に行くつもりでしたのに、途中の六角橋で開店。
私が本気でこの辺りをうろうろしていたのは1980年代。
だから歴史的に噛み合うところは全然ないんですが。
六角橋の空気。
サリサリカリーの味。
それだけでワープ&リミックス。
世界の涯でなく、新たな世界の中心でウマウマウーを叫ぶ。
これからもよろしくお願いします。
 

 
チャイも含めてお代は1000円。
ウマウマウー世界1000円級3人タッグ・チャンピオン。
また来年。
美味しかったです! 御馳走様でした!
 
サリサリカリー
神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-7-4
11:00~14:00 17:00~21:00
土曜日曜は通し営業
無休
年内は31日夕方まで
年明けは4日から営業