昨日は日活調布撮影所内にあります映像機器システム社にお邪魔しました。

 
小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba
 

こちらで映画産業向けの次世代3DサウンドフォーマットであるAURO11.1のデモを体験して参りました。

ヨーロッパのギャラクシースタジオが開発したこの3Dサラウンドシステム。

観客を全方向および上方から包み込むような形でサウンドが再生されます。

それによって現実により近い音の世界を創出。

なんてここまで完全な受け売りです。

この日集まられたのは音響のプロの皆さんばかり。

ギタリストの私はもう蚊帳の外もいいところなんですが、それでもこんな千載一遇の機会を逃す手はありません。

しっかり体感し、ちんぷんかんぷんな用語の飛び交う説明も一生懸命聞いて参りました。

 
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機材も色々説明してもらいましたが理解度20%くらい。

いや、10%いかないかも。

実は私は先週、偶然にも都内の同じような映像と音響のスタジオにおりました。

何と云う奇遇。

いやこれも私の将来の必然になってくるのでしょうか。

ちょっとおっかない気持ちも致します。

 
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今回私をこの経験に導いて下さったお二人。

左の湊さん、右の石井さんはどちらもレコーディングエンジニア。

昔のヤマハ日吉センターで大変にお世話になった方々です。

先週、数年ぶりにお会いして色々お話をさせて戴いたばかり。

ヤマハ日吉センターと云えば、剣さんと廣石さんと私を繋いだ場所。

私が音楽のMIDIプログラミングを覚えた場所。

それだけでなく今に至る様々な人と人の繋がりを紡いだ場所。

日吉センターにいなければ、私の音楽は全く育たなかったはずです。

そしてその強い磁場は今も変わらずこうして人を引き寄せるのです。

素晴らしい先輩お二人に感謝します。

ありがとうございました!

 
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これは隣のスタジオ(EAR)の上にあった使用表示ランプ。

普通はこれ「RECORDING」とか書いてありますね。

古いので「本番」です。

さて、肝心のAURO11.1ですが。

凄かったです。

臨場感とか、迫力とか、何だかそんな言葉では表せない。

巻き込まれていく感じ。

自分の耳が浮遊している感じ。

耳だけじゃなくて身体全体が、かも。

未来の中にいる感じ。

新しい現実。

あーうまく説明出来ない。

デモで幾つか体験させてもらった中で、素晴らしいと思ったのはクラシックのコンサート映像のサウンド。

某CGアニメーション映画のトレイラーよりも、クラシック。

美しく青きドナウ。

フルで聴きたかったなー。

それを観た後で私が一言「このシステムでピンク・フロイドが聴きたい」と申しましたところ、賛同者一名ゲット。

ねー。

聴きたいですよねー。

ところでこのAURO11.1システムを導入している映画館があります。

一つは愛知県安城市の安城コロナシネマワールド1。

もう一つは茨城県つくば市のシネマックスつくばのADMIXシアター。

興味のある方でお近くの方は是非体験してみて下さい。

凄いですよ。

 
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体験はしっかりしたけれど、全体的には夢のような一日でありました。

それにしても暑かったですね。

 
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建物の壁に大巨獣ガッパの絵。

日活唯一の怪獣映画に出て来た怪獣です。

この絵を見て、何だかとても嬉しかったんです。

私より5歳年下のガッパ。

まだまだがんばろうぜ。