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幸くん本当に死んでしまってました。会うまで実感がわかなかったんです。
昨夜、ぺこちっちさんと、チョッパーの新預かりのMAREさんと幸くんの里親さんちに伺いました。
里親さんはお子さまにこうお話していました
「幸くんの存在を知ったときお母さんは家族になりたいと思った、写真をみた瞬間、以前飼っていた子に表情が似ていた、傷病犬であってもかまわない、家族になりたいと思ったの」と。
「里親になってからの生活は家に帰るのが楽しみでね、ひとつひとつの成長が嬉しかった、もっといろんなことをしてあげたいと思ってた」
「幸くんのものを買ったのもうれしくてね、お皿とリードを買ってね。幸くんは台所でお座りしてごはんを待ってたね。」
MAREさんのお店と幸くんの里親さんのお店は隣同士。
「幸くんがソファーにあがったの」って嬉しくてMAREさんのお店に飛び込んできたという里親さん。
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「ひとつひとつのことが嬉しくて」
片肺は潰れて皮膚状態も悪かった幸くん。里親さんの毎日帰るのが楽しみでねえってお言葉。
体はなくなってしまっても幸くんはずっと里親さんの家族です。
センターでひとりぼっちで死んでいくところだった幸くん。こんなに素敵な家族に巡りあえました。
幸くんとの出会いから繋がった私達もいます。
里親さんを紹介してくださったMAREさんがチョッパーの預かりさんになり、MAREさんのお店の従業員さんがJAKのダックスフントの預かりさんになり。
幸くんから繋がった広がる輪。 幸せをふりまいてくれた子です。
幸くんみたいな子達がセンターにいます。その子達が悪いわけではありません。
引き出さなければ処分になってしまいます。幸くんみたいな子達に処分をくだすのも人間です。
引き出した子達はみんな天使のような子ばかりです。
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