先日、東京藝術大学首席ピアニストの川崎翔子 ちゃんとミシェルダルベルトのリサイタルに行って

きました。


銀座王子ホールでしたが、とにかく迫力のある演奏で、はじめからすごい迫力。


もっと広いホールでもよさそうな迫力。


多彩な音色、沢山の表現ががんがんきました。


面識のない作曲家同士の間に見出される音楽つらなり。 ビヨンドセンチュリー。


特に、リスト、バッハのカンタータ 泣き、嘆き、憂い、おののき

は今でも心に残っています。


メンデルスゾーン 厳格な変奏曲 二短調 op54も良かった。


とにかく迫力が入ってくるという状態。


ショパン弾きのロマンチックな弾き方とは違う、かっちりなんだけど優雅な弾き方。


アンコールがショパンのプレリュード cis mollの曲。

ダルベルト様がショパン弾いたのにはびっくりでした。


普段絶対弾かないと言っていたから。彼のショパンは初めてでした。



脱力の仕方がふわっとではなく、鍵盤を1ミリ浮かすため?鍵盤掴んで止めて瞬間1ミリ揺らすような。


翔子ちゃんにきゃーきゃー騒ぎ、ダルベルトさまと写真撮って頂き、幸せでした。


翔子ちゃんありがとう。


私は翔子ちゃんの東京藝大での博士リサイタルでのショパンソナタが気持ちの奥深くに残ってるよ。


葬送行進曲で泣いたのよ。ちょうどおばあさまを看取るまえのひと時だった。


わたしもあんな葬送弾きたいな。


ダルベルト様には楽譜に毎回サインを頂き、今日からはサインの入ったヘンレ版シューベルト楽譜

抱いて寝ます、いや、のだめが弾いていたソナタの譜読みに入ります。


音楽家の皆様、わたしも皆様のように気持ちを入れかえがんばります。


やっぱりダルベルト様は尊敬するお方。