のだめカンタービレに登場する、 パリにあるコンセルバトワール(パリ国立音楽院)。

超名門校。キラキラここを卒業した音楽家は名のある方々ばかり。

私がピアノを師事したマエストロお2人もここの出身。音符

レッスンや聴講では、ピアノの鍵盤を空手チョップのように、斜めからたたき割るようなフォルティツシモや、親指で叩き上げるレガートなど、見たこともない技を学びました。

鳥肌がたつ美しい音色は、五本指で普通には弾いていませんでした。

日本人も沢山パリに留学しています。どうやら日本の音大に入っても辞めて留学しちゃう人が多いそうです。
友人も音大に通っていましたが途中で、「こんな所でくすぶってないで、早く留学しないといい演奏家になれない!」、と大学の先生から退学して留学するように薦められパリに行っちゃいました。

驚くのは、二歳でピアノをはじめ、五歳で初ソロリサイタル、オーケストラとコンチェルト、六歳で留学というコースを歩む日本人も少なくないこと。

飛び級で大学をでてから日本に戻って高校にはいる方もいるようです。

チャイコフスキー国際コンクールを日本人初優勝したピアニストの上原彩子さん、彼女は音大には行ってないそうです。日本の音楽教室で素晴らしい技を持った先生に師事し、あそこまで行ったそうです。さくらんぼ

のだめが行ったパリ国立音楽院は年齢制限があって日本の音大をでてからではすでに、入れないとのこと。
のだめも卒業しないで行ったのかしら?のだめは卒業しないで留学でしたね。

私がイタリアのマスタークラスで出会った日本人達も早くからの留学組でした。
でも日本で頑張ってるピアニストさんもいます。

東京芸大大学院首席ピアニストの知り合いは素晴らしい演奏をします。

いかに人の心を揺さぶり、人の心の奥深くに染み入る音色が出せるか、一番はそれが重要なんだなと思いました。ドキドキ

のだめにはそれがあるんでしょうね。のだめのピアノ演奏をしているピアニストのランラン。美しい音色です。

YouTubeにランランの公開レッスンがありました。お台場で行われた様子。小さいお子様生徒が、すんばらしい音色。!!これには驚きでした。

のだめも小さい頃こんな感じだったんでしょう。

のだめカンタービレ、はまりますね。こんなにはまるものは久しぶりです。

みたことがない、という友人に勧めたら、はまりすぎて止まらなかったようです。

私は黒木くん役の、モーツァルトのオーボエ協奏曲が好きになりました。音符

でも書きながら、ラフマニノフが頭をめぐっています。