猫のコロナウイルスと呼ばれ不治の病だった、
FIP【猫伝染性腹膜炎】の治療薬として
これまでの治療薬よりも費用が安く有効である事から【モルヌピラビル】を導入された動物病院さんのブログがありましたので、
ご紹介いたします。
▼名古屋みらい動物病院様のHPより引用させていただきました。
▼以下、引用分
2023年08月03日
今回は新しい猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療薬として選択肢にあがってきたモルヌピラビルについて書きます。
要点を最初に書きますと、
・飲み薬(粉)を3ヶ月くらい飲み続ける
・これまでの治療法に比べてものすごく安価
・人のコロナウイルス治療薬で猫に長期に飲ませて問題がないかは不明
・他に良好な治療成績と実績が蓄積された治療法がある。ただしそれはモルヌピラビルよりもだいぶ高額。
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猫伝染性腹膜炎(以下FIP)はFIPウイルスによる猫の感染症です。一度発症してしまうと助けることが非常に難しい病気(以前は致死率ほぼ100%と言われていました)と言われています。そして残念なことに、FIPの治療を目的とした動物用医薬品として承認されているものは現時点で存在しません。しかしこの病気を克服するために効果が報告されているものもあります。今回はその中の一つ、比較的新しい薬であるモルヌピラビルについて少しお話しします。
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今回、モルヌピラビルは日本でも特例承認された人体用の正規の医薬品であること、また今までの薬よりはかなり安く使用できることから、取扱を始めました。
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当院ではドライ型1例、ウェット型1例に対してモルヌピラビルを使用しました。ドライ型は使用開始後1週間ほどでほとんど通常の状態まで戻り寛解し、その後再発はありません。
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モルヌピラビルの登場は、これまでの「高額だからFIP治療を諦める=死を待つ」という状況を、「モルヌピラビルでFIP治療にチャレンジする」という流れに変化させると言って過言ではないでしょう。
■動物病院さんによって治療法は様々ですが、
通常の治療法ですと100万円~費用がかかってしまうところ、
モルヌピラビルを使用すれば安価で治療が受けられる為、
患者さんの需要が急増しているようです。
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その為、
人間のコロナ治療薬として認可されている【モルヌピラビル(商品名:ラゲブリオ)】は、
猫FIP治療薬として非常に安価で需要が高いのですが、まだ日本では認可降りていない為、
各動物病院さん、獣医師さんは個人で輸入して取り扱っている現状です。
しかし、
個人で輸入するとなると、通関・税関、厚生労働省への印鑑が必要だったり、非常に手続きが面倒だという声を聞きます。
個人輸入代行サイトを利用すれば、
それら面倒な手続きを全て代行してくれる為、国内通販と同じ感覚で安価で購入が出来る為、
個人輸入代行サイトを使って購入している方が急増しています。
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モルヌピラビルは人気商品の為、各個人輸入代行サイトでは売り切れ状態が続いており、取り扱いがあっても使用期限が短い物だったりするようです。
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使用期限も約2年近い物が送られているようです。※2023年1月時点
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