助け合おう日本!! ボラはカサブタ 相馬郡新地町 7/8日目 | ののちゃんブログ

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四国は徳島で暮らしている、ののちゃんの日記です。

今日も朝6時半に起床し、JR電車とバスを乗り継ぎ、朝8時半に到着。

昨日と打って変って、通勤通学の人達で電車内は一杯でした。


ののちゃんブログ-運賃表  ←JRの運賃表。仙台から新地までは片道740円。


とうとう新地町でのボランティア(以下、ボラ)は今日で最終日。

電車の満員とは逆に、ボラ参加人数は昨日の30%ぐらいの少なさ。


ののちゃんブログ-新地町ボラセン  ←新地町バス停付近から撮影した新地町ボラセン


受付をそこそこ済ませ、ボラセンのスタッフNさんが、さっそく僕にチームリーダーを打診してきました。

今日が最後なので、2つ返事で引き受けました。

前回、2人だけのリーダーは一度、経験していますが、今日は22人の大人数のリーダーでした。

上は77歳、下は高校生、若干年配の方々多かったので、少し恐縮しながらも勤めさせていただきました。


本日のボラ活動は、午前と午後を通しで、W邸の畑掃除と側溝の泥だし、塩水で枯れた植込みの撤去。

年配者の団体組みは関東からきた登山家愛好家。とてもスタミナがあり、若者j顔負けの活動ぶりでした。

その他、福島県内の年配の男性組み、福岡、大阪など全国から参加してくださっています。

リーダーの役目として、依頼主との作業打合せ、ボラ全員への指示と監督、安全と資材などのチェックなど。

副リーダーは、リーダーの補助と写真撮影です。


側溝の泥だしと枯れた植込みの撤去を少し残しての本日終了でしたので、明日も継続のボラ活動となりました。

残念ながら、僕は参加しないので、今日の副リーダーが明日、リーダーとして引継いでいただけます。

終了時、依頼主のWさんとボラ全員で記念撮影しました。新地町ボラセンホームページ にいずれアップされるそうです。


作業に使ったスコップなどを洗い、お世話になったボラセンのスタッフにお別れのご挨拶をしました。

現在のスタッフは北九州の小倉からきたEさんと、なんと徳島から来ているというNさん。(今日知りました。)

Nさんは4月初旬からボラスタッフとして徳島から来ていて、予定では7月一杯ぐらいまで滞在するそうです。

徳島に戻った際は、再会できるように、連絡先を交換しました。 徳島では一般社団法人『まちづくり役場とくしま』の広報を担当しているそうです。


ののちゃんブログ-Nさんと  ←ボラセンスタッフのNさんと僕(左側)お互い徳島から参加。


ここ、新地町での約一週間のボラ活動は、砂粒ぐらいの微々たるモノかもしれません。

でも、多くの方々は、ボラ受付に溢れ、参加すらできずに、帰られた人もいるのも現実です。

諦めずに、次々にボラセンを巡り、ニーズに引っかかる場合もありますが、仕事をしている場合は1、2日のショートボラしかできず、消化不良で後悔しているボラもいます。

僕は幸運にも、すべての滞在期間にボラ活動をさせていただくことができました。(雨も降りませんでした)


新地町も災害の状況は最悪です。できる限りは尽くしたつもりですが、一方、他人からみれば自己満足だったり、独りよがりだったりと、評価はまちまちだと思います。

でも、参加して分かったことは、周りからどう思われようとも、自分の声を信じて、とにかく被災地へ行き、ボラができる場所を探すことが重要だと思いました。


残念ながら、僕の住む徳島も必ず津波が来ます。日本中、安全な場所は無いのです。その時には、きっと全

国、全世界からボラや支援がやってきます。

人がケガをして、そこにカサブタができるように、被災地にボラや支援が集まることで、少しでも復興に貢献できるような気がします。


今夜の晩御飯もインド料理のシンドール。ベジタブルタリーを食べました。

残念ながら、ダンディーなインド経営者はいませんでしたし、店内中、チキンの焼いた煙が充満しておりました。

しかし、隣に座っていたインド人にいろいろ話しを聞くと、このチキンは明日、気仙沼でボランティアとしてカレーを避難所で振舞うとの事。ダンディー経営者はその準備でいないらしい。。。。

何て、すばらしい人たちなんだろ!自分が何だか恥ずかしくなりました。


ちなみに、そのお客いわく、経営者も私もパキスタン出身で、ウエイターはバングラディシュ、料理人はインド人ということでした。

個人的にパキスタンは僕にとって、ユダヤに次ぐ好きな民族です。日本の古代歴史に関わってきた人達だと僕は確信しています。

この話はまたいずれかに。。。。


明日は、仕事の取引先の担当者と会う予定でしたが、キャンセルになり、約半日、空きました。

パキスタン経営者もボラをする予定と知り、僕なり、半日でできるボラを何かやってから、徳島に帰れればと、

考えながら眠ります。おやすみなさい。