1番から5番まで | ののちゃんブログ

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四国は徳島で暮らしている、ののちゃんの日記です。

  今日、朝9時過ぎに家(徳島市内)を出発、まずは1番札所の霊山寺まで約2時間半かけ徒歩でトポトポ行きました。

初めての挑戦だったので、妻と義姉は、少し心配そう。記念に玄関前で記念写真をパシャ。さっそく妻のブログにはその記念写真(後姿)がアップされています。


  昨日、前もって買っておいた巡礼グッズ、白服や杖、傘帽子など、真新しい格好で、やや緊張気味のまましばらく近所を通り抜けて行きました。

「おはようございます。」と知らない人から挨拶。何だか小声ぎみに、僕も「おはようございます。」と返す、普段は車移動が多い生活なので、そんなに人とすれ違いざまに挨拶を交わすのは、ほとんど無かったりもする。だから、まだ恥ずかしい気持ちがあるのかな?

最終的に今日一日、何人の人と挨拶を交わしたのだろう?やはり白装束の本当の意味でのパワーは凄いものです。


  昼前に、1番札所の霊山事に着きました。すべてのお作法をまだ知らないので、境内の手前で小冊子を読み漁る。まず、門前で一礼、手を水で清め、太子堂の前でローソクと線香に火を付け・・・・・・(略)

「うわ~できるかな?」お経もまだ読めないし、そもそも僕の宗派は『真言宗』では無い現実。

とりあえず、境内に入り、慣れないまま一通り終え、2番札所へ。


  丁度、昼頃。そろそろお腹が空くころなのだけど、この『空腹感』が気持ち良かったりする。あえて、うどん屋の前を素通り。

2番札所の極楽寺は、1番札所より徒歩15分程の近さ、混雑は先ほどでは無い分、外人巡礼者の存在が一際目立ってた。


  さすがに3番札所の途中、お腹が減りすぎてフラフラ。食堂の暖簾をくぐりました。そうめんと五目飯のセット500円を速攻食べ終え、おばちゃんに巡礼のコツ「挨拶はちゃんとして、人との出会いを大切に。」と教えていただきました。持ってたペットボトルにお茶を入れていただき、3番札所の金泉寺へと食堂を出発。


  これまでは、だいたいの自分の土地感を頼って歩いてきましたが、この辺からは『遍路道→』の小さい表札を頼りに歩くことが増えてきました。

逆巡礼をしている同年齢ぽい男性が小道からフッと現れ、お互い会釈。

「え~こんな獣道、歩けるのか」ってな小道を歩いて来たようで、途中、『お遍路さんアンケート』のボードを見ると、たぶんその男性の名前と年齢の表記が、愛知からワザワザ巡礼に来たのかと、関心。


  引き続き獣道のようなお遍路を進むと、お寺の境内の工事現場に。そこから抜け出そうにも、防塵幕や足場などでうおさお。まさに3番札所の金泉寺は工事中でした。


  4番札所の大日寺は、上り坂と獣道を幾度と歩き続けると、以外にもスムーズに到着。僕の中では山頂近いイメージがあったので。


  次の5番札所は、そのまま下り坂の公道を直進。先ほどの外人巡礼者の自転車が猛スピードで、僕の際を通り抜けていきました。「サァヨォナラァ~」手を振りながら涼しそうに、その内の若い外人女性が手を振ってバイバイしてくれた。

今日、最後の巡礼地、5番札所の地蔵寺は、500体の羅漢像が有名なお寺。僕は最初間違って、こちらの羅漢堂を太子堂と思い礼拝しました。広い境内を下った先に、太子堂と本堂を発見。


  礼拝を終える頃、もう夕方の5時前。今日は『父の日』、妻と実家の父にプレゼントを買いに持って行く約束を思い出し、公共のバスに乗り自宅に帰ることにしました。

バスなら僅か、40分程で走れる距離を今日は、8時間掛けて歩きました。


  次回は、5番札所までバスで行き、5番札所の地蔵寺から徒歩で10番札所の切幡寺までの巡礼を計画しています。

何時いけるかは未定ですが、また休日に予定しています。

ではでは。