爺さんの気ままな読書・・全国高校生花いけバトル | 尾道の爺さんのブログ

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年金の範囲内で、晴耕雨読・悠々自適な生活を送っているとても気ままな前期高齢者。

ことしの330冊目がこの本となった。

 

正式タイトルは 「 ひゃっか! 全国高校生花いけバトル 」

著者は、今村翔吾。

爺さんには珍しく。青春小説である。

 

今村翔吾といえば、時代小説。平安時代の蔑まれた子供たちを

書いた「童の神」は、第160回直木賞候補にもなっている。

 

今村翔吾さん34歳、2017年作家デビュー。

書き下ろし時代小説。江戸時代の火消しを描いた「火喰い鳥 羽州ぼろ鳶組」シリーズ(既刊7冊)、同じく江戸からの足抜けを手伝う「くらまし屋稼業」・・架空のお仕事?(既刊3冊)を書いた今村翔吾さんの現代小説、それも青春もの・・・・チョット、躊躇するも図書館へ予約。

 

「全国高校生花いけバトル」、ネット検索したら、2017年に第一回が。「花いけバトル」の甲子園が香川で開催されていた。

何故、「生け花」でなく「花いけ」なのか等々、興味のある人は、2018年10月に文響社が出版してるので探して、是非、お買い求めください。

大衆演劇の高校生が出てくるところなど、少し時代掛かっているが・・・・こんなんも、書けるんだと感心。また、好きな作家上位にランクアップした。

 

「童の神」、初めてのノミネートで直木賞受賞か。来春、1月中旬が楽しみである。