17日月曜は本木克英監督「シャイロックの子供たち」観た。録画。

池井戸潤の原作は未読、というかこの人の本読んでない。銀行を舞台にしたコンゲームものなんだけど、全然ヒネリないんだね。だからドキドキしない。なお、本物のシャイロックには娘が一人いるだけで、「恋は盲目」という言葉はこの娘が言ったセリフです。トーリービーア〜(^_^)


昨夜は新宿シネマカリテでダニエル・ドール、エリック・ウィーガンド監督「プリンス ビューティフル・ストレンジ」観た。

プリンスを取り巻く関係者たちのインタビュー映像で作られたドキュメンタリーだけど、語られるのはほとんど知ってる話で、知られざるエピソードはなし。それならせめて全編プリンスの曲で埋めてくれりゃいいのに、権利関係かなんかで使えず、ライブの映像もちょっとだけという、「コレジャナイ」感あふれる映画だった(>_<。


今日は朝から「必殺仕掛人」最終回見て、スティーブン・スピルバーグ監督「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」観た。録画。

国中をイッキにベトナム戦争反対に傾けたスクープをものにしたワシントンポストと、アメリカ政府との戦いの実話が基。立派なジャーナリスト、新聞社員というのはいたんですね。大ウソ記事書いた上に30年以上も認めなかったどこかの日本の新聞の人は、これ見て反省してはどうか。しねえだろうな(>_<)


午後にもう一本、本田達男監督「まむしの兄弟 お礼参り」観た。これも録画。

シリーズ2作目。企画の段階では菅原文太の弟分には渡瀬恒彦の名が挙がっていたそうだが、川地民夫で正解だったのでは。この頃の東映ヤクザものは悪役の顔ぶれを見てるだけで楽しい。かなり下っ端の方で川谷拓三も出てます(^_^)


そして夜は地元イオンシネマにてジョージ・ミラー監督「マッドマックス フュリオサ」。観た。昨夜見た映画の口直しである。

面白かったなあ(^_^) ここから「怒りのデス・ロード」につながるわけだ。デスロードを観て「おのさん、マッドマックス面白いですよー」と教えてくれた高橋くんは、今回のを見たらやっぱり気に入ったろうなあ。ちょっと切なくなった(>_<。


ホルヘ・ルイス・ボルヘス「砂の本」読了。

短編集。表題作は、読んでるうちにあとからあとからページが湧き出てくる「終わらない本」の話。俺は「伝奇集」の方が好きだなあ(^_^)