14日金曜夜はシアタートップスにてJACROW「地の面」観た。

地面師による土地取引詐欺の話なのだが、繰り返しなどのコメディ(ギャグマンガ?)の手法を多用していて、もはやコメディと言っていいかも。女優が一人もいない、オッサンばかりの芝居というのも潔い。

中野さん谷仲さんおつかれさまでした(^_^)


木曜から今日までに7本の映画を観た。すべて録画(^_^)


ジョン・ヒューストン監督「ロイ・ビーン」。

前に見たっけなあ。西部の町で自分で勝手に判事を名乗り、大勢を縛り首にした名物男を描いた映画。実在したらしいがどこまで実話かは不明。ビーンを演じるのはポール・ニューマン。悪くない。「もーれつア太郎」に出てきた個人経営のおまわりさんも困ったもんだけど、個人経営の裁判長というのもわりと困る。


サム・ペキンパー監督「荒野のガンマン」。

この、西部劇キーワードを適当に二つくっつけたタイトルはいかがなものか。まあ内容はたしかにそうなんだけど、少なくともタイトルに惹かれて見ようという気は起きないのでは。しかし俺、西部劇ばっかり見てるなあ。


堀禎一監督「SEX配達人  おんな届けます」。

成人映画。コールガールを車で送迎する男の話と言えば「モナリザ」があった。あれは切ない映画だったけど、こっちはそうでもない。しかし俺、西部劇と成人映画ばっかり見てるなあ。


久松静児監督「母の初恋」。

原作は川端康成だそうだが未読。何度もドラマ化されたらしい。訳あって母の初恋の相手に引き取られたヒロインは、妻子あるその人が好きになってしまうという話。昭和29年の東宝映画と言えば他に「七人の侍」があったが、志村喬、加東大介、千秋実はどっちにも出てる(^_^)


ジョン・カーペンター監督「ゼイリブ」。

ちゃんと通して見たのは初めてかも。人間に化けた宇宙人を見破れるメガネ、という発想は70年の「恐怖のSF戦争」が多分最初で、翌年の「シルバー仮面」、そしてこの映画へと受け継がれている(^_^)


国沢実監督「あ・べ・こ・べ  セクシーボディ姉妹のHなヒミツ」。

成人映画版「転校生」ってなんかココロザシが低くないか。何十年前のネタを使ってるんだ。でも主演の桜木優希音ちゃんはかわいい。胸は控えめだが。ところで「あべこべ」と「安部公房」は似てるよね(^_^)


ジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー監督「トワイライトゾーン 超次元の体験」。

なんと初見。でもあんまり面白くない。思うに「トワイライトゾーン」って全然映画館向きではなく、家のTVで一人で見るのにピッタリな番組だったのでは。


左門くんの新作「ムテキ」のラストが気に入らなかったのだが、ひとつバカなアイデアを思いつき書き直しを頼む。スーパーヒーローにカラオケを歌わせるというもの(^○^)