三連休最後の日ということで、朝から映画f^_^;
ルイス・ギルバート監督「香港定期船」。高円寺駅近くの店で購入した500円DVDなのだが、これが思わぬ拾い物だった(^O^)
香港を追放になるが、ビザの不具合でマカオにも上陸できず、定期フェリーの上で暮らす羽目になった酔いどれ男と船長との対立の話。なんだアクションじゃないじゃないかと思ってたら後半いきなりアクションになる。
クルト・ユルゲンスはドイツ人らしく知的なルックスなんだけど酔いどれがよく似合う。船長役オーソン・ウェルズはちょっとオーバーアクトかなあと思ったけど、最後は収まるべきところに収まってくれた。ヒロインはシルヴィア・シムズ。この人主演の「ローマの女戦士」がまた観たいんだよなあ(^_^)

午後はシアターグリーンにて劇団スプーキーズ「帝国海軍の馬鹿やろう」観た。銃後の女たちが出征して行く男たちのために「忠臣蔵」をやる話。
特攻隊の話なのだが、女目線で描くことにより成り立っていて、好感は持てた。ただ、当時の芝居に「前説」という言葉があったのかなど、随所で言葉が気になった。あと無声音の出来てなさはヒドかった。にいみちゃんおつかれさま(^_^)

夜は三池崇史監督「スキヤキ・ウエスタン   ジャンゴ」観た。
テーマなし、スタイルだけで映画が作れるのが三池監督の才能だと思うけど、そのスタイルがハズレてしまうとどうにもならない。少なくともこれはウエスタンではない。もっとバカバカしくてもいいから、きっちりウエスタンしてほしかったな。ジャンゴが全然よく見えなかった。ラストでいきなり雪が降るところはよかったけど(^_^)