写真があまりないので
関東一の採燈大護摩供と言われる私たちの指導をしてくださっている
桶川本学院の年に一度の採燈大護摩供の日は、
市内の托鉢から始まります。
ちょっとサザエさんを思い出す図
真面目にやっています。
そして、夕方から節分会が始まります。
雪予報からの雨模様とあり地域の方やお客様の出足は遅かったものの
雨も止み徐々に、子供たち(豆まき目当て)も集まってきます。
これは、護摩道場に入ったところです。
あまり写真がないので様子が伝え切りませんが
これが、かつては日本各地で山伏によって行われていたと思うと
今とのギャップに驚きますが
みている皆さんは、珍しいとか面白いとかではなく
当たり前の眼差しで見守ってくださっているのが印象的です。
久圓かっこいいですね〜!
そして、わたくし松澤
この日
法剣デビュー🗡️させて頂きました。
「剣道をやっていた事が、初めて人生で役立ったのでは?」という言葉に
「確かに!そうかも!」と思いました。
元旦のお達しからひと月。
かっこよく撮ってもらいました。
実際のことろ20何年ブランクがありますから
かっこよく撮ってもらっただけです。
再び剣を振る事を
どうこう考える間もなく(インフルやらなんやらで)
限られた時間と
言葉少なな師僧の貴重な最小限のご指導を元に
ひたすらイメトレ。。。。
いや、模擬刀を買い夜中に稽古しました。
昼間に振っていると危ないですからね。
新米山伏として、歴とした寺院の大役を仰つかさったものの
師僧は、この法剣の名士なのです。
それはそれは、美しい法剣をされるのです。
地域、信徒さんにとっても伝統的な年に一度の重要な伝統行事。
山伏の先輩方からのエール
「頭の中が真っ白になるよ!」とか
「ついこないだも、大きな護摩で飛んじゃった人がいてさ!」とか
先輩方の洗礼を受けビックビク
護摩壇を前に、着座して出番を待つ時間
ご来場の皆様を思うとその更なるプレッシャーは、
受け止めきれなくなりそうな瞬間が来ました。
然りと言えども!
こんな大役は、多くの山伏の先輩方がいる中でも
誰でもなかなか出来る務めでなく
ましてや得度したてのぺいぺいが、出来ることではありません。
先生は、よく私を指名してくださったな。。。
他にもできる山伏の先輩方は、沢山いるのです。
それを思うと
これに耐えうる真剣を振り切る力を蓄えられた
半生の剣道時代の全ての方へのご恩とその日々と
この機会の全てを
「感謝」に変換して力にする事が出来ました。
久々?に、窮地に追い込まれて猫(言い換えれば戲論、煩悩の敵)を
噛めたかは分かりませんが…
お陰様でなんとか乗り切れました。
まだまだですが。
ひとまず、悦んで頂ける法剣を納める事が出来たようで
ホッと一息。
また、ここから向き合って立派な法剣師として
文化継承と皆様の煩悩を払うお役目が出来るよう日々努めて参ります。
合掌
久圓さんの面白い足
この写真の後ろで煙が上がっているのが大護摩供
今回は、すごく美しかったそうです。
我々もこの湯華作法を担当していたので
見れなかったので
皇室カメラマンの佐々木さんが撮影してくださったものを
後日UPしたいと思っています!
そして!気が付きましたか?
合唱団員でもある三橋先輩です。↓
熱湯を身体にかけて厄祓いをします。
後ろに一般客の皆さんが並んで待ちます。