【秋葉山 火伏祭の火渡り】 での
不思議な出来事をお話しします。





↑尊敬してやまない

山伏としてカッコよすぎるステキな2人の師僧



黄昏れ久圓



↑火渡の道場構築中



この薪に、本堂で護摩を焚いて


その火を走って持ってきて点火します。



祭壇にみとれる筆者



スケジュールを見直す久圓





祭中は、撮影できないので

それどころでないので昨年の様子。









昨年は、得度したばかりだったので
見学に行った小田原の秋葉山の有名な火伏祭。
(動画の舞は、去年の様子)

今年は、山伏の一員として出仕させて頂か事が出来ました。

楽しみにし過ぎて、浮き足立っていたのか?

火曜の朝
スタジオの石段の間の溝に足を挟んで
大荷物を抱えての大転倒。

久しぶりに
どうにも出来ない状態となりました。

見事な!
いや、無惨な「両足捻挫」で参加することに…😭

歩くというより立つのも精一杯で
初めて‼️本気で「自分の治療」といういうものを行いました。

腫れを引かせるための荒療治。
学生アスリートをみてきたからこその苦肉の策
でも、効果あり‼️靴が履ける。

それにしても怪我って痛いよね。
クライアントの皆さんは、こんな気持ちなのか…と思いながら

でも。

松澤って凄いのね。

現場で培ってきてた荒療治の効果は絶大‼️
ただし、痛みさえ耐えれば。

火曜日から、誰にも気が付かれず
ちょっと変な動きで
乗り越えました。

昨日は、運転も出来て、歩けるまでに復帰‼️

いよいよ火祭り本番🔥

本堂での護摩がはじまった途端

ドンと鈍い音が体内に響き

股関節から右足が別の物体になった感じになりました。

?!

動かそうとしても神経が通っていないようで動かせない惨事…

私のいた読経ポジションは、途中で火を持った先達達が走って通るので
戸を開け道を開けなければならないのに。動けない…

ハラハラしながらも
もがいても動かないし、モジモジなんか出来ないし
読経に集中。

特に、私の隣には
本山のお偉い先達さんがいて
それどころではありません。グッと堪えて読経。


この日は、師僧も見たことがないと言う
「秋葉大権現」様がご開帳されていて
堂内もたくさんの山伏の読経に溢れ
ものすごい空間でした。

我を忘れて無我夢中で唱えていると
感覚のなくなった重い右足が、急に軽くなり

あれ??自分の意思で動かせる‼️

そして、そこからまだまだ続く
長い長い読経中も痺れることなく
火が通る時も終わった後もすぐ立てる‼️

そして、そして痛みもなく
走れるようになりました。

そんなわけで 両足捻挫状態で火傷覚悟から
普通の足で「火渡り」をすることができました。

今日は、緊張もとれ
多少の痛みはあるものの名残程度。

人の身体の持っているチカラというのは、

「信じるチカラ」、「願うチカラ」があってこそその本領を発揮してくれるということを身をもって教えて頂けた機会となりました。

そして、
人の意思、意識と
目に見えないもの、
祈りの力、

修行の度にこれを痛感させられます。

今回の火伏祭、たくさんの素晴らしい話を聞けたり
経験をさせてもらいましたが

治療家個人としても
大切な勉強が出来ました。

しっかり世の中に還元して参ります。


そういえば!長くお世話になってきた
ゴルフジムは、四ツ谷というか新宿御苑前にあり
近くの秋葉山火伏神社に
参拝によく通っていました。

ご縁を頂けたのかな?

合掌