黒山にも鶯が鳴き始め

ゼンマイが芽を出し

川には、魚たちが戻ってきました。

 

むらさき山もむらさきに染まって

急に「春」めいてきました。

 

不思議なもので

「春」がみつかるとなんだか嬉しくなるものですね。

 

私たちも地球の生き物なのだと感じます。

 

 

 

さてさて、あっという間の4月

昨年から始まった若葉大学塾も二期目の前期に入りました。(わーい)

 

越生の健康コーラスクラブも

参加者が増え、賑わいはじめ嬉しい限りです!(わーい)

 

 

 

数年前には、こんな風な日々を送る自分がいるとは

夢にも思っていませんでしたが、

毎日、近隣の地域の皆さんと楽しくやっています。

 

ただ、思えば

この道は、2007年に他界した祖母と叔母が示してくれた道のようにも感じます。

 

どのように生きるか?健康で生きるとはどういうことか?

 

「生命(いのち)の可能性」を

祖母と叔母が、その身を持って魅せてくれました。

 

 

叔母は、余命3ヶ月の宣告を受けてから7年以上

姉妹、家族のために最期まで命を燃やしました。

 

祖母も。

 

祖母は、九十六歳で亡くなりましたが

意識のなくなる朝まで自分の足で歩き、

意識朦朧とする中、自分で救急車を呼びました。

 

その3年前に、倒れて入院した時

祖母は、病院の待合室に

私と妹を呼び出し、こんな風に言いました。

 

「 こんな歳になると貴女たちに、もう何かしてあげるようなこともなくなるけれど

おばあちゃんが、できることがあるとすると

最期まで生きるという姿を貴女たちに見せることくらいしかできないから、

おばあちゃん、最期までがんばるからね。

最期までそばにいて頂戴ね。」と。

 

夕日に照らされる「たばこビル」をみながら話して

私たちの方を向き直り微笑みました。

 

 

祖母は、その後すぐ退院して旅行や散歩を楽しみ

毎朝晩、ベットの上で独自の妙なトレーニングをして

最期まで自分の足で歩くことに拘りました。

 

奇しくも最後は、

意識失いベッドの上で2ヶ月を過ごしましたが

約束通り、私も妹も仕事が終わると虎ノ門まで毎日のように通い

病室に寝泊まりして一緒に過ごしました。

 

亡くなる2日前

いつものように、私と妹がベットの脇で祖母の手や足を摩っていると

祖母が私の手を握り返してきました。力強くです。

 

ずっと閉じていた目が空き

その瞳に私の顔が映りました。

 

急いで

妹と変わると祖母は、同じに妹の手を握り返しました。

祖母の生気あるれる瞳には、はっきりと私と妹が写っていました。

 

すぐに叔母や母たちにも声をかけましたが

少しすると瞳はまた閉じてしまい手の力も抜けました。

 

主治医の説明によると稀に眼球運動の類でそういったことが起こるが

意識が戻ることはないとのこと。

 

それでも私たちは、主治医に懇願し

何が起きているのか

すぐ検査をしてもらいました。

手はしっかり握っていたのだから。と。

 

きっとまた

おばあちゃんは生き返る!と

信じて止みませんでした。

 

検査の結果、

祖母の破裂した脳の血管の上部から

新しい血管が伸びていることがわかりました。

 

主治医の先生も流石に驚いた様子でした。

 

目が開いたのは

細いそれが一瞬、繋がったからではないか?とのこと。

 

残念ながら、再び目を開くことも手を握り返してくることもなく

それから二日後に旅立ちを迎えました。

 

が、しかし

 

祖母は、約束通り

「最期まで諦めないで生き切る姿」を

私にみせてくれました。

 

 

これは

私にとっての生涯の宝となっています。

 

特に、最近の私にとっては、

改めて祖母が最後に身をもって持たせてくれた宝だと気がつかされます。

 

 

昨今のネガディブなニュースばかりを耳にしていると

これから日本はどうなっていくのだろうと不安になります。

 

30年、50年先

私たちは生きてはいないかも知れません。

 

でも

子供たちは、生きていくわけです。

 

そんな子供たちに

どんな日本の未来を残してあげることが出来るのだろうと

考えるとき

 

きっと誰もが「平和」の二文字を思い浮かべるのではないかと思います。

 

ただ、自分達に

そのために何が出来るかと問われると

力不足を悔いる気持ちになるわけなのですが。

 

そうではありません。

 

私の出した答えは、

一人一人が、痛みや病にあっても「その心は健康であり続けること」

それを【選ぶ】こと

子供たちに明るい未来を繋ぐことが出来るというものです。

 

健康的な心にネガティブな思想は宿りません。

痛みや不安があれば、心に余裕もなくなってしまうでしょう。

でも、その場合は仲間がいれば痛みや辛さを忘れることもあります。

そして、元気になる。気は元に戻すことが大切です。

ニュートラルに戻して

病気でなく元気に!

 

ネガティブは、ポジティブよりも強いパワーで周りを巻き込でしまいます。

量子力学の世界では、

ネガは、ポジティブの28倍の強さがあると言われているそうです。

 

だから

自分の心身の健康=元気が大切だと思うのです。

無理にポジティブではなくニュートラルの元の気=元気

 

大きな平和調和の世界を生み出せることに繋がっていくのだと

一人一人が意識して生活していくことが

大切なのではないかと思っています。

 

例え、痛みがあっても希望を持って生きている人たちといると

人にも優しくなれますからね。

 

そして、

「命の可能性」を信じて

みなさんと共に

人生を切り拓いていけたらと思っております。

 

 

科学を信じるか

奇跡を信じるか

 

科学の世界にいたからこそ

 

理想を描いて

奇跡を信じて

 

ポジティブになり過ぎない

元の気、ニュートラルな元気で。

 

起きた起こした奇跡を科学して生きたい

と思ったりします。

 

そしてまた、私たちの主催する合唱クラブや

イベントコンサートの場が

そこにくる事で少しでも明るく

気が楽になれる場所になるように

努めて生きたいと思っています。

 

おごせ健康コーラスクラブ (女性のみ)

歌う健康ストレッチ講座 (女性のみ)

ハルモニアン合唱団 (プロアマ問わず混声合唱)

 

絶賛部員・団員募集中です♪お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

科学か?奇跡か?囚われない元の気!元気に♪気楽に♪

 

 

本日もお読みくださり有難うございます♪

 

深謝

 

松澤