そんなわけで
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2投目です。
つくづく思うのは、
同じものを見たり、同じ場で同じことを経験しても
どのように考え、どう捉えるか?そして、どう表現するか?で変わってしまいます。
それが、メンタルなのだと私は定義しています。
事実はひとつといえど
その人の捉え方と言っても過言ではないでしょう。
自分で感じて、考えて決める力が必要です。
考えたり、何かを生み出すには
データベースが必要です。
子供のうちに、たくさんのことを体験してそれをデータとして欲しいですね。
そして子供のうちに「好き」なことを大切にして
それによって鍛えられながら指針となる軸を確立していって欲しいと思いっています。
そうすれば
大人になっても必ず自分の力で切り抜けていけます。
感じ取ったことを改めて
考え、決めて、行動する力。これが大切です。
ところが、
近年、習い事も何もかも
教えてもらうことが当たり前になっています。
なんでも教えてもらっていると
自分で感じて考え行動するという
それが出来なくなります。
工夫してチャレンジして「失敗」を経験して
そこからまた学ぶというのが大切な過程ですが
現代の子たちはそれがなかなか出来ない。
そんな経験は少なく感じます。
失敗を怖がるし、ミスを嫌がる。悪いことだと勘違いさせる影がちらつきます。
子どもたちが、育っていくにあたって
大切なアイデンティティを育てたいきたい。
そこに私たちは、自分たちの住まう日本の文化、情景の伝承を行っていく必要性を感じています。
私が接してきた
アメリカの選手やヨーロッパの子達は
自国に誇りを持っています。
あなたは、
「春の小川」という歌のモデルとなった川をご存知ですか?
なんとあのうららかな流れの川は
渋谷の河骨川です。
この川は、戦後に生活用水として汚染されて悪臭を放つようになったため
東京オリンピックを機に地下に埋められ
今では下水となっているとのこと…
なんだか、日本人として悲しみを覚えます。
私たちの新たなる
確固たるプロジェクトが今動き始めました。
歌い繋ぎたい音楽
一緒に子どもたちに歌い繋いでくださいませんか?
今の子供達は、美しい川や透き通る海の水や
美味しい空気、あたたかなふかふかの土の温もりも知らない子がたくさんいます。
まさにコンクリートジャングルの中で
霜柱の音も木の芽の息吹も新芽から滴る雫の音も知らず
雪の降る前のあの匂いも知らず。
コンクリートで埋め尽くされる前の
日本の姿を
残していきたいとと考えて止みません。
取り戻せない風景でも
歌い繋がことで子供たちのアイデンティティが確立されていって欲しいと願っています。
いつも応援有り難うございます🙏
深謝