アスリートや学生アスリートのケアも担当してきて

 

自分自身が現役の時もそうでしたが

 

「なんとか明日には治して!動けるようにして!」

 

「ひとまず戦えるように!」

 

「足がつけるように」

 

「指が使えるようにお願いします!」という

 

即席治療、壮絶な現場にいると

 

必死で色々試行錯誤して編み出したさまざまな方法があります。

側から見ると型破りで危険だという人もいましたが

私が自負しているのは必ず結果を出してきたこと。

 

後日に冷静に分析してみていつも感じていたことは、

やっぱり自然の摂理があり、そこにはロジックがあるということです。

 

いかに、身体の声に感覚を澄まして応えてくか。

それから、その背景を無視しないこと。

 

越生に引っ越してきてから間も無くK先生があれよあれよという間に

某市へ出張してコーラス指導をすることになりました。

 

何?どうして?という展開で驚きでしたが

紆余曲折ありながらも

コーラスの皆さんは、スパルタ指導についてきてくださり

ぐんぐんと上手になりました。

 

 

コロナが蔓延し始める少し前だったか

恒例の方が多いこのコーラスでは、

身体が痛くて参加率が落ちるという現象が起きました。

 

K先生が、すぐさま松澤SOSをかけ

「やってちょうだい」とのことで

 

ワンポイントでの施術のクラスが始まりました。

 

 

初めての日

 

半信半疑で手を上げてくださった数名の方が

練習の日に1時間早く集まり

 

初のワンポイントメンテナンスが始まりました。

 

 

高齢の女性のメンテナンスは過去にも

通常の仕事後に、修行として

月に延べ100名を超える治療をする修行を半年ほどこなしたことがあり

大変勉強になった下地があるがよかったと思います。

 

アスリートたちで培った叡智と修行の経験

 

もっというとアスリートやトレーナー仲間の身体は

結構ちゃんとしていますが

実は、一般の皆さんの方がそれぞれ個性的なんですよね。

なので知っていたことは有り難いことでした。

 

10分程度の施術で皆さんの

「よくなろうとする力」にアクセスできて

それぞれに手応えの歓声をあげてくださり

 

それからコロナ禍、コーラスが中止となる中でも

オンラインでご指導させて頂いたり

コーラスがなくても

ワンポイントメンテだけは続けてくださり

 

現在に至ります。

 

 

 

 

 

今年の年明け初のワンポイントメンテも

 

「 先生、やっぱりコレのおかげね。休み中も全然違うんですよ。」とか

 

「 自分で続けていたんですよ。痛みが出ませんでした。」とか

 

80歳越えの方が多いコーラスの皆さんですが

 

お互いに励まし合いながら元気に初メンテにも参加してくださいました。

 

 

 

こんな感じで2時間のコーラスの練習の前に1時間しっかりエクササイズや

おしゃべりや、ワンポイントメンテナンスをします。

 

そんなことを3年?4年やってきて

 

コレってうまくいっているのは、私の技術だけでないかもな。と思うことがあります。

 

 

 

 

昨年、越生町で新たに健康コーラスクラブというのを立ち上げました。

 

半年やってみて

やはり、痛みがある方もいらっしゃるので

ワンポイントよりももう少し時間をとってやってみてほしいとご意見くださり

 

昨日は、3名でグループ施術?というのかな?

 

それぞれ2.30分ほどメンテナンスをすると

とても喜んでいただけました。

 

「気になっていた右足と左足の間の隙間がまるで違う!」とか

 

「痛くて起き上がるのが痛編だったのに、スッと起き上がれた」

「歩ける!歩ける!軽く歩ける!」

 

「何より、こうしてやってもらえると

 諦めなくていいと言ってもらえているみたい」と涙をされたり

 

こちらが恐縮でしたが

 

あぁ、これだ。と思ったんですね。

 

声です。みなさんの声の力。

 

みんなで一緒に受ける効力です。

 

「 あらあなた、スッといい姿勢になっているわよ!」とか

 

「 みてください!去年は、ここまでしか上がらなかったのに、

 

こんなに上がるようになったんですよ!」と腕自慢をしてくれたり

 

「 私は、痛みはまだあるんだけどやっぱり続けているから違うのを感じるのよ。

そこの階段がスイスイ登れるようになったんだもの。」とか

 

「私は、教えてもらった体操で足が攣らなくなったんですよ。」とシェアしてくれたり

 

本人の気がつかない変化を伝えてくれる声があります。

 

仲間がいるからこその効力を感じます。

 

来れない人がいると心配しあったり、

痛みがある人がいれば、誘い合ったり

 

あぁ、「自分さえ良ければいいのではないこと」いいなぁと思うんです。

 

みんなでよくなろう!の精神。

 

 

実は、これから

ご年配の方のメンテナンスにも力を入れていきたいと思っています。

 

なぜなら、人生の先輩方が元気でいてくれないと

私たちも子供たちも

 

歳をとることがよくないこと

歳をとると諦めないといけないことが多くなると

 

感じてしまうこともありますし、

何よりコレまで私が自分のやってきた最前線の現場で見てきた

「生命の輝き」

 

治癒力の発揮の仕方をお伝えしたいですし

 

人の生きるということの力の強さと可能性。

 

本来持っている生きる力を引き出していくことの大切さを

みなさんにお伝えできたら

もっともっと

楽しく楽に生きれるはずだと思ってやまないからです。

 

諦めからは、何も生まれません。

 

本日もお読みくださりありがとうございます♪

 

 

松澤

 

ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

 

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