ご報告が遅くなりましたが






















2023年10月15日 

    本山派修験道 聖護院門跡にて得度受戒致しました。

法名: 松澤 希順

子供の頃から、いつか出家をしたいと思ってきましたが、この様な形で、この様な流れでとは
私自身も思いもよりせんでした。

黒山三滝の地域の歴史の継承の為、
この地を人知れず守り続けてこられた村の方々の高齢化により、その血が耐えてしまう前に、正式なカタチで引き継ぐため特別な計らいを頂いての得度となりました。

剃髪の儀の途中、気がつくと涙がこぼれ落ち
念珠を授与した際には、
鼻水が糸をひく惨事に見舞われながらも、

自身の中にやっと一本の柱が通ったのを感じられました。

両親、ご先祖様はじめ
ここまで出逢ってくださった全ての方々と出来事
何か一つでも欠けていたらここにはこれませんでした。

苦しかった日々も全てに感謝です。

これからは、歴史ある黒山の山伏として
修行積みながら
これまで以上に、これまでやってきたことを
更なる形にしていきたく
変わらぬご指導、お付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます。

追伸

「本山派修験宗では、酒は悪いものとは考えない。飲み方、扱い方を間違えるのがいけないだけで、酒は地域によっては必要であるから、戒律に禁酒はない。」との言葉にホッと胸を撫で下ろしたあたりが、まだまだ小生の未熟さであります。

今後も変わらずトレーナー業、音×恩送りプロジェクトの活動に尽くしていく次第です。

松澤希順 拝

【ご報告】
10月15日、本山修験宗総本山 聖護院門跡にて
得度受戒し、

法名 久圓(きゅうえん)という名を授かりました。

5年前、修験者の修行の場として栄えた黒山という地に偶然住む事になり、私の人生に大きな変化をもたらしてくれました。

様々なご縁によりこの様な運びとなりましたが、
私にとっては、仏教の中でも自然崇拝を主軸とした修験という道は、急な展開の様で、実はずっと求めていた事の様にも思え、得度式では心がとても穏やかになるのを感じました。

この様な日を迎えることができましたこと、皆様に心より御礼申し上げます。

修験者はかつて、祈祷のみならず薬草を作り、読み書きを教えるなどその土地の人々の暮らしを守っていたそうです。

これからは、音楽と共に、修験者としての学びを人生の礎として活動を進めて参ります。

この久圓という法名は、私のルーツにも大きく関係し、全ての親族と絶縁している私としては、頂いた時にはあまりにも驚き動揺しましたが、先祖にも護ってもらっていることに気付かせて頂きました。

この土地の皆様が継承してきてくださったもの、
そして今の世に繋げてくださった全ての人々がいてくださったからこそ、今がある事。

そして宇宙なくして私たちはないという事。

世代や時代を超えて大切なものを次世代に繋いで行きたいと気持ちを新たに致しました。

精進して参ります、
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

久圓 拝


音×恩送りプロジェクトは、変わらず

より高みを目指して活動して参ります。


この経緯や詳細は、またいつか。

深謝

私たちの師匠の本筋の山伏
本学院の仁寿先生との国峰修行の一枚