先月、タマゴ初めて産んだシャルドネちゃん。
毎回放置されていて朝に冷えたタマゴを拾います。
ある朝、ほんのり温かい4個目をみつけて
慌てて、自作した孵卵器(発泡スチロールにカイロ)に入れるもの
数日後、せわしくて失敗してしまった…。
養鶏の先輩から
「今はきっとまだ寒いし
今時期は、有精卵でなくても抱えたりしますよ」と慰めて貰った。
このあたりからやたらとカベルネ♂が
シャルドネ♀に乗ろうとがんばりはじめていた。
それから2.3日後
シャルドネの様子がいつもと違う。
いつも放牧タイムとなると
我先に!と飛び出すシャルドネ。
具合が悪いのか?
死んでる?
と思うくらい丸まって動かない…
シャルドネーーー!!
死んじゃやだーー!!と
触ろうとするといつもなら飛び出して逃げるのなに
「 やめて 」と小さく鳴く
ん??
もしや?タマゴ抱えてる??
この時のシャルドネの顔、目つきは
なんとも神妙。
そして、貫禄があった。
そして何故か
どこから見つけてきたのか
メルローの羽を前に飾っている…
シャ、シャルドネ…
メルローは男前で、カッコよかったよね…。
だ、だけどどこから持ってきたの??
小屋の扉を開け放っても出てこない。
トイレもしていない日が
数日間つづく
↑右の黒いのが今は亡き英雄メルローのものです。
彼は、アライグマの襲撃時、みんなの犠牲となってしまいました…。
そんなメルローの羽を飾って
真剣な抱卵の日々。
雪の日などもあって心配になったけど
カベルネは、ひとり遊び。
そろそろ抱卵しはじめて
明日あたりで21日目なはず…
こんなにがんばったのだから
無事に産まれて欲しい!
だけど、そんなに簡単じゃないと聞くので
期待はすれどあたたかく見守る。
なんとなく、感覚的に
刺激がないように
シャルドネの様子を見つつ
小屋も開けずにこの3日は、放牧せずいました。
そんな今朝
今日は、私、いつも以上の立て込み具合で
スタジオに篭っていると
目下に、手を振っている男性が見える!
あれ??先生!
久しぶりに教授が手を振っています。
「 大学院決まったって?おめでとう!
いつも突然で申し訳ないけど
おふたりと一緒に研究したい事もあって来たよ!
面白い研究をすることになったんだ 」と。
興味深い話しの触りを聴いていると
先生が、鶏小屋に目をやる。
「 鶏いるの? 」先生
「そうなのですよ!今、抱卵していて」
あれ??
え??
先生は、聞こえたのか聞こえなかったのか?
「ボクも鶏を飼いはじめてね!いいよね!こう言う生活!大事だよね!」と。
えーーー?
卵割れてる??
先生の続きの話は、kuni先輩もいなかったので
後日になり、先生は滝へ。
私は、鶏小屋にもどって
冷静に分析
うーむ、たまごが潰れたような感じもない??
シャルドネ。どうしたの!なぜそこに?
耳を覚ますとなんとなーくヒナの声が聞こえる気がする。
いやこれは、希望的幻聴か??
シャルドネ?大丈夫?
がんばったのにね…
どうだったの?と話しかける。
と。
わーーお!!
なに?なに?
うまれたーー!!
おめでとう!!!
そして、うまれてくれてありがとう!!!
お父さんは、間違えなくカベルネです。
叶わぬ恋を大切にするシャルドネ…
烏骨鶏の恋愛物語ですねぇ。
3月3日のひな祭り
フワフワな雛が誕生しました♫
ホープガーデンファミリーが増えました!
配信コンサートでなどでも
新たなる命
施設の方々にもお伝えするのが楽しみです!
いつも応援ありがとうございます!
松澤
こちら、私が5歳くらいだったと思いますが
従姉妹のうちの豪華なお雛様を見て
うちのケースに入っている雛様が、息苦しそうに思えて
ケースに入っていないお雛様が欲しいとねだった際に
大きいのが欲しかったのですが
母が、「じゃあ、かわいいのをつくろうね。」と
粘土と空箱で手作りで作ってくれました。
そんな思い出のお雛ちゃま。
何十年ぶり?くらいに飾られたようです。
むかしは、色々手作りでしたよね。