ということを改めてまとめてみましたよ。

 

 

音×恩おくりプロジェクトとは?なに?

 

フィジカルメンタルトレーナー松澤亜希子と432Hz Pianist KUNIKOが、

地元貢献として2017年1月から行っている事業の一つです。

国籍、宗教、政党、障害などの枠を突破し音楽の力を借りて、子供達にどのような未来を繋ぐことが出来るかをテーマにイベント、コンサート、ワークショップ、プログラムなどを行っている社会貢献事業である。

 

 

なぜはじめたのか?

 

私たちの子供時代には、沢山の良き指導をくれる大人がいました。今日に至るまでそれは変わることなく、今も先人の皆様の恩恵を受けて生活しています。

しかし、このご恩は、返したくても返しきれないものばかりです。だからそれを“恩おくり”として音に乗せて次世代に繋いでいきたいと考えました。

 

大きなきっかけとなった出来事 その1  〜なぜ音楽なのか〜

 

2016年10月、私は、20年振りに再会した同郷の先輩であるピアニストKUNIKOの運営するピアノ教室の発表会に

出向きました。そこでは、大勢の生徒たちとその家族と友人などが集まり賑わっていました。生徒の演奏レベルの

高さは言うまでもなく、最後に講師演奏の時間になり、KUNIKOさんが騒つく会場のステージに演奏者として

登場し、ピアノに向かう、そのはじまりの一音から次々と音を奏でていくと、瞬く間に会場は静まり、音に溶け込む

かのように集中し、会場中の人が笑顔になり、会場の空気が温まるような感覚へ変わっていきました。

言葉を使わずに、一瞬にしてこのようなことが出来るのはまるで魔法のようでした。

その夜、私は、この音楽の力を借りて何か地元貢献ができないか提案書を徹夜で仕上げました。

 

大きなきっかけとなった出来事 その2 〜海外の人たちから見た我々〜

 

2017年春、招待を受けスペインの港町で行われるヴィゴ国際ピアノコンクールへ出場しました。

そこでは、音楽的な大きな衝撃を受けましたが、その他にもヨーロッパの方々が私たちが【日本人】で

あることを歓迎してくれたこと。そして、日本という国をリスペクトしてくれていることに驚きました。

もう80歳近いであろうと思われるご老人が、目を輝かせ「俺もいつか、日本へ行くのが夢なんだ!」と

言ってくださった時の驚きは忘れられません。

その時、私は、ゴミだらけ、人だらけ、雑音だらけ混沌とした新宿、六本木、渋谷あたりを仕事の拠点と

していましたから、とてもではないけれどこのおじいさんに見せられる国ではないと思いました。

 

大きなきっかけとなった出来事 その3 〜日本の情景の中で暮らしはじめて〜

 

2018年初夏、私たちは様々な事情から故郷である東松山を離れ、ここ越生町へと引っ越しをしてきました。

ここで私たちは、童謡や唱歌に出てくるような情緒漂う里山の環境。まさに、「ふるさと」の情景があり、

映画「 All Ways 三丁目の夕日」のような人付き合いがあり、ここに住まう住民の方々が大切に、継承されて

きた歴史や伝統行事や風習と出会い感銘を受けます。

これこそが、海外の方々に映っている日本の美しい文化なのではないかと感じました。

 

日本の子供達の現状 〜民族としての意識と誇り〜

 

これまで仕事柄、世界を目指す子供たちとの接点が多く、このプロジェクトを始動してから所謂一般的な子供

たちと接する機会を得てきました。そこには、身体、思考、学習的な問題に留まらず様々な子供達が抱える

問題があることに気がつきました。その問題の解決の糸口としての第一歩に「民族としての誇り」の薄れを

提起せざるおえません。

 

私たちが今、感じていること

 

いよいよ2020年東京オリンピックが開催される。世界中の人たちが日本に来る!その準備をしていた矢先、

コロナが蔓延し始めました。

それにより、各行事や集会、全てと言っていいほどの集まりや行事が中止、短縮されています。

このことにより、伝統継承策を考え、動かなければと危機感に襲われています。

 

私たちが目指す場所

 

子供たちに伝えながらも、大人も含め関わる一人一人が、日本民族としての誇りとアイデンティティを取り戻す

きかっけを与える。個々が認め合い、助け支え合うことができる社会を目指す。

これは、自分の国(地域)に誇りつ豊かな心を育む教育となり、地球社会においても異なるものを認める強さを持ち

調和の保たれた美しいシンフォニーのような地球社会を実現することとなる。

 

 

これまで私たちが行ってきた主なイベント・コンサートその他の活動

 

・原爆の図「丸木美術館」での左手のピアニストと被曝体験者とのコラボコンサート【Music for Peace 】シリーズ

・辿ってみれば私たちは一つだったかもしれない。原点を感じ合う打楽器とのコラボコンサート【THE ROOTS】シリーズ

・アメリカの留学生たちを町のみんなでおもてなし【国際交流コンサート】シリーズ

・町おこし型コンクールに向けた音楽祭の第一歩【黒山国際音楽感謝祭】コンサート

・少年兵として特攻を目前に終戦を迎えた方と戦場ジャーナリストと芸術の共演【ガイアの饗宴】ツアー

・イメージの力を借りて音楽の旅に出るボランティアコンサート【きつねとKUNIKOのイマジネーションボックス】

・障害の枠を突破しよう!施設の仲間と町の子供たちと創り上げた【二度と聴けない音楽祭】

・特別企画【ぼくらの朝活大作戦】でみんなで企画し運営した夏休みの最後の日お家の方へのサプライズコンサート

・キミは、「ありがとう」の反対語を知っているか?当たり前を排除する【ディズカバリーキャンプ】シリーズ

・外に出られられない施設や病院の方たちに届けるみんなで作る箱庭の四季【HOPE GARDEN Project】コンサート

・勉強するって自分に栄養を与えること!わかると嬉しい!できると自信になる!学習支援【黒山村塾】

・親元を離れて非日常の自然の中でそれぞれの環境のみんなと分け隔てなく過ごす【1day山村留学_黒山村塾】

・ロマン派時代のピッチを現代ピアノで奏でる432Hz Modern Piano誕生記念CD「Parallel world」リースコンサート

・障害があるからというバイアスを外してやりたいことをやれるかやってみよう【夢咲ファーマーズ】サークル

・障害、国籍、宗教、政党、あらゆる枠を突破して奏でる【ハルモニアンシンフォニー】合唱団のアウトリーチコンサート

・伝統継承策の一つ、自分の町に誇りを!【ニッポンのマルシェ黒山市場】

・ピアニストになるだけじゃない!習い事は人生を彩ってくれる社会人アマチュアピアニストたちから子供達へ贈る

 【My Life with Music】コンサートシリーズ

・音楽の力と身体の特徴を利用して行う90分で完全リフレッシュQLOシリーズ【究極のメンテナンスデー】

・黒山の旅で心身ともに本当に浄化する観光客向け【リフレッシュコンサート】

・歳を取ると云うことは、それだけたくさんのことをしてきた証。重ねた年を美しい旋律に乗せて【健康コーラス】

・黒山の荒れ果てた柚子農園の管理と柚子農家さんから柚子を譲ってもらい日本一の柚子胡椒製造元「川津食品」さんの

 指導のもと【黒山三滝みやげ 幸運の柚子胡椒】を開発製造。商品化。

・観光名所【名勝越生梅林】内のご高齢の梅農家さんの梅の木50本を継承。

・アウトリーチ活動として幼稚園、保育園、保護施設、障害者施設、病院、老人ホーム、被災地へのコンサート活動

・ピアニストとトレーナーがつくる五感を刺激し、心身ともにリフレッシュ贅沢タイムが過ごせるカフェラウンジオープン

・ロマン派時代のピッチを現代ピアの再現する世界に類を見ない432Hz Modern Pianoの開発製造(協力:タカギクラヴィア)

・ドローン映像や各専門家などと432HzのコラボYOUTUBEチャンネル【On-Okuri-CHANNEL】

 

などその他、

※教育部門_体育と音楽のFIAA(Fantasista International art academia)アカデミーとしての活動は別で行っています。

 

 

これらのコンサートやイベントで私たちがお願いしていること

 

【完結しない「ありがとう」をリレーしよう!】をスローガンに、コンサートやイベントに参加してくださった方々が

参加してよかった!楽しかった!感動した!などの感動があったら、その「ありがとう!」の気持ちを会場を一歩

出たあとも、そこで終わりにせず、何か別の形で小さな親切でも軽やかな善行でもよいので次の誰かや何かにリレーしてくださったら、この世の中は、きっともっと心豊かなる。と考え、リレーしてもらえるようにお願いしています。

 

 

image