ステージデビューは、2018年3月3日の音×恩おくりコンサート
【THE ROOTS】でデビューでした。
ライスオンライスのみんなとのデビューでした。
ステージデビューシーンを今度載せますね!
そして、ソロデビューは
なんとあのアメリカ兵たちが戦地で弾いていたカーキ色のGIピアノとデビューでした。
それから1年
コロナもあって私たちの仕事の都合もあって半年間レッスンを中断しましたが、休みに入る前に、ハルちゃんから本気でがんばりたいです!と言われ
電話でのレッスンを続けてきました。
トレーニングも電話での指示をしながら自分でしっかり続けて
2ヶ月前に週1レッスン再開から更に
本気モードで毎日、自主練しているそうです。
顔つきが変わって練習しているので
レッスンに向けての気合を感じるんです。とお父様が話されていました。
今は、CDを出すのが夢のハルちゃん
夢は必ず叶うよ!
何せ我々は、夢を叶える魔法を知っているのですから
叶えていこうね!
しかし、ハルちゃんをこうして表に出していくことには
私たちも相当悩み考え、覚悟をしました。
ハルちゃんが、
2年前に黒山に通ってでも歌いたいと言い出した時から
ハルちゃんが一人で出歩くことも心配でしたし
何かあったら大変だ。
ネットやステージに上げるのは如何なものか?
お父様と話したところ
ハルちゃんが生まれて間もなくから男で一人で育ててきたお父さまは
胸を張られて
『はるなは、大丈夫です!これまでしっかり俺が育ててきましたから
これからは、逆に一人でちゃんと自立して生きていけるように
先生たちにもご協力いただきたいです!
ネットに出ることも本人も俺も大丈夫です!
何を言われても俺も言われたりしますから大丈夫です!
やりたいということを俺も応援したいと思っています!』
と。
障害のある子達をお持ちの親御さんたちとこれまでなんども
膝を突き合わせてお話をする機会を頂いてきて
私たちと話をされる親御さんたちは
みなさん、口を揃えて
『 障害があっても一人の人間として活動できる世の中にしたい 』というような
意味合いのことをおっしゃいます。
一人で出歩いたり、車椅子だと心配
とついついみなさんも思うでしょうが
でもそんなことを言っていたら彼らは一生家から出れない
一人で何もできません。
助け合い支えあう世の中を作っていくためには
切り拓いていく人たちが必要なのだと考えている親御さんたちも
たくさんいます。
ただ、私たちはハルちゃん然り、
障害のある方々を前に出すことに対して
何か利益的な思惑はありません。
ただ、純粋にハルちゃんの歌声、笑顔に出会ってもらえたら
出会った方々が何か大切なものを思い出すだろう。そんな風に思っています。
私たちもそういう影響をハルちゃんや障害のある方々から気がつかせてもらっています。
スタートしたころは、もっとたくさんの障害のあるみんなと合唱したりステージを作ったりしていて
それで、みんなで歌いながら働ける場所を求めて黒山にたどり着きました。
いつか実現しようね!
そして、最近では、ハルちゃんを街で見かけると声をかけてくださる方、
ハルちゃんが病院にいたけど大丈夫ですか?と連絡をくださる方(人違いだった)がいたり
昨日は、ハルちゃんを迎えに行けずバスで来たところ
ご近所さんが
『ハルちゃんが上がっていくのを見かけたから、急いで作ったんですけど^^』と
お昼ご飯を差し入れしてくださったり。。。
もう泣けました。
こういう世の中になっていくべきですよね。
もし、社会的弱者と言われる人たちのことは
みんなで守らなければ嘘です。
そして、彼らから学ぶものはたくさんあるのです。
ハルちゃんの素敵な笑顔から
ほっこりなありがとうをリレーしてもらえたら嬉しいです。
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いつも応援ありがとうございます。