先日は、高橋聡美先生が講師を務められている

<グリーフケア>の研修会に参加させて頂いてきました。

 

子どものグリーフ(日本語訳では悲観)

子どもたちの死別体験を支えるワークショップをされている先生から

研修を受ける機会をくださったのは

最近、馴染みの深い通称あいの会(関東交通犯罪遺族の会)のみなさんです。

 

ちょうど私たちも音楽療法部門を表に出せる準備が整いつつあっている時期だったので

よいタイミングで先生のお話を伺うことができました。

 

またデリケートかつセンシティブになれば

言葉や行動を選びすぎて本質から外れてしまったら

本来の心にあったものを出し切れないような慎重さを要してしまうケアかもしれません。

 

 

 

まったくそういう意味で

全てのフィールドにおいて

言葉を使わない音楽は強いと感じた2日間でもありました。

 

何せ、言葉は、同じ言葉でも受けて捕手によってナイフにもなり命綱にもなるわけです。

 

つくづく思うことは

スキルやテクニックに惑わされず

私、松澤亜希子という人間

ピアニストKUNIKOという生身の人間から発せられる隠すことのできないもの

それを磨き続けることが

子どもたちを救っていけると感じました。

 

つまりは、人間として放っているものがものをいうから

試されてしまうと感じます。

特に子供達はそこを見抜いてきますから

頑張らねばね。

 

そのために、グリーフケアというものの背景を知ったり

歴史や向かう先を知れたこと

実際の現場の様子が伺えたことは為になりました。

 

また、それをご遺族のみなさんとともに受講できたことにも感謝しています。

 

 

黒山の地を使いこれまで積み上げてきたFIAAの各プログラムを

再構成して良いプログラムに落とし込みながら

循環させていく次第です。

 

それにしてもなのですが

このコロナ引きこもり生活が結構、私的にゆったりとする時間を

人生で、初めて過ごした気がして楽しかったのですが

 

人間というのは刺激がないとダメですね〜。

久しぶりに有識者の方の話を聞いたり

自分を他社の前で内観したりすることをしたら脳が随分と活性化できました。

 

人間って刺激がないと退化するか…と痛感しましたね。

 

それにしても、

黒山の地は、子どもたちを迎えるのに本当に全てが揃っています。

ないのは、海かな?

 

いや、かつてここは海の底だったんだった。笑

 

どうしても切り拓きたい案件があるので

気合を入れてがんばろ!!

 

 

高橋聡美先生、あいの会の皆様

この度は、機会を頂きありがとうございました

 

世の中に還元してきたいと思います。

 

深謝

 

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