あぁ!
空気がおいしい〜〜!
たまらなーーい!!
澄み切って冷え切った空気
目を開いてしっかり5等星、6等星位までみたくなる
そう、普段は耳も閉じてて目も開けてるけれどみえていない
聴こうとしてない
みようとしてない
においも色々な臭いが臭いから
鼻も閉じてる
だけど帰ってくると
満天の星空や
夕暮れ時のオレンジの世界や
眩しい朝日が光り輝く世界を
観たくて聴きたくて味わいたくなる
私たちがこのプロジェクトにかけるにあたり
スタジオを構えた場所はそんな場所
まずは子供たちにこういう世界を知って欲しい
これが本当の生活の場だよ
安らぎのある場所
響きを感じる場所
空気を感じる場所
私たちの
ピアノレッスンにご協力頂いている浄泉寺さまも然り
静かな丘の上
子供たちは、毎回始まりと終わりに
鐘の音が消えていくまで耳を澄ませる
汚いから触りたく無い触れたくない
怖いから見たくない
うるさいから聴きたくない
臭いから嗅ぎたくない
お腹が空いていればなんでもいい
時間もないから味わっている暇もない
どんどんどんどん
感覚が閉ざされていってしまう
寒いから行きたくない
暑いからやりたくない
言ったら怒られる
言ってもどうせ聞いてもらえないから
言わなくなる
私が我慢していれば丸く収まる
それでいいのだろうか
丸く収めるために生まれてきたのかい?
そもそも丸く収まるってなんだろう
収まっていて気分が悪いくせに
収めているつもりで自己犠牲を自己肯定に変えている
大人ならそうかもしれない
でも子供たちはどうだろう?
丸く収めようとかそれ以前に
恐怖や落胆から閉ざしていってしまう
閉ざしていてもふりかかってくる
大人にも子供にも必要な場所
自分になれる場所
いつどこにいたって自分なのに
そんな場所が必要だと言われた
そうかもね
安心して自分を楽しんでいい場所
ここをそんな安全な場所にしたいと言われて
ハッとした
どんな風にしていこうか
どんな風になるんだろう
自分に帰れる場所?
本当は辛いことも悲しいことも
楽しいことも嬉しいことも
ワクワクすることも
ドキドキすることも
悔しいことも
ハッピーもアンハッピーも
ソワソワやズキズキ痛むことも
頭にくることも
イラつくことも
いろんな感情を味わうために生まれてきたのだから
でもどんな時も1人じゃない
繋がりがあるから生きていける
それを感じて生きていく
疲れた
人間、日本人たちには
感情を感じるリハビリが必要だね
深謝