先日はレッスンが始まると
なんだかすごくいい感じの曲が聴こえてきた
ノリがいいというか可愛らしいテンポ
『この曲のイメージってどんなイメージ?』
『なんかすごく楽しそうな、明るい感じ』
明るい感じのその曲調はまるでその子のような
天真爛漫なテンポ感
『Bちゃんみたいなテンポ感の曲だよね』
ふと
『あ、だけどちゃんと調べてみようか?』と先生
【かわいいオーガスティン】と言う曲
ピアノの上に置かれた携帯を手に取り
グーグル先生に聞いてみる
発覚した事実は
当時ドイツにおいてペストが流行
その際に失くした娘を思って描かれた曲
衝撃の事実が発覚…
kuniko先生もこの曲についてやっとしっかり調べることができたと大反省
Bちゃん
『えーー、弾き方変えないとオーガスティンに怒られちゃうよね?
『w オーガスティンがまだ生きていた頃の記憶の楽しい部分なんじゃない?』
などと二人で話し合いながら
先生がドイツ語のままその歌詞をつけて歌う
音楽というのは本当に不思議ですね…
前に我々のサポートをしてくださっているタカギクラヴィアの高木社長が
『 美術品とかは色褪せたり、なくなってしまうけど音楽だけは色褪せないんだよな!』と
おっしゃった言葉がフラッシュバックしました
そして時にこうして
歌詞と曲とが別々になりながらもその歴史を物語ったり
感情を今に残したり…
音楽とは不思議ですね
Bちゃんはこの曲の真実に出会い
どんな気持ちでこの曲を練習していくのでしょうか?
オーガスティン…
あなたがいた頃から350年近く立って
あなたのいたウィーンは今また音楽の都として
世界中の人たちに愛されているよ
オーガスティン
あなたの曲は、日本でもたくさんの子供達が弾いているよ
そんな気持ちになります
いつもお読みくださりありがとうございます
深謝
A