一日、雨でずっと、自宅に引きこもっていましたが、一昨日レジン
複製したお面のバリ取り、やすりがけを行っていました。
以前、DD用のお面の作成状況を短縮してアップしましたが、作成
状況の詳細を見てみたいとの事で、細かくアップしてみます。
↑プラスチックブロックに粘土を平らに敷き詰めて、お面の内側となる
部分を粘土で盛り付けます。
盛り付けた後に、シリコンを流し、表面にシリコンのコーティングをしました。
シリコンを流したのは、この後にレジンを流した時に型から外しやすくする
ためとレジンが粘土に接触して発砲しないためです。
あんかけみたいなイメージですが、レジンが硬化し始めたタイミング
でかけないと、周りに流れてしまうので、ドロドロ状態で流します。
この時は、5回上記作業を行い、ある程度の厚みを持たせました。
↑型から外したレジン原型のバリを切り取り、リューターで大雑把に
形を削り出しました。
流したレジンが均一になっていないため、表面が凸凹していますが
この後にエポキシパテを盛るので、削り出しは、大雑把で良いと思い
ます。
硬化前のドロドロレジンをかけるので、細かい造形は、出来ませんが
隙間が無いように流すように心がけます。
隙間が出来ると補修作業で苦労します。
この後もリューターやヤスリで削り出して、造形するので多めに
盛り付けています。
だんだんと形が見えてきましたね。
肌色のエポパテの面積が減って、白いレジンが目立ちますね。
けっこう削り出している事が分かります。
この後にサーフェーサーを吹いて、細かい傷を埋めて原型作成は、
完了です。
シリコン型の作成は、割愛しました。
お面は、厚みが薄くてある程度の大きさがあるので、レジンを
流すのに時間がかかります。
レジンは、温度が高いと硬化スピードが速くなるので、レジンを流す
時間が長いと流しながら硬化してしまう事もあります。
自分は、冷蔵庫でレジンを冷やして使用する事で硬化時間を遅く
しています。
今回は、キツネの耳が細く角度があるのでレジンが流れにくく、
気泡が残ってしまい、耳がかけた状態の複製物ができてしまい
ました。
画像のように気泡がたまったりしないようにレジンの流れを考えて
斜めにしてレジンを流す場合もあります。
湯口(レジンの流し入れる所)の形が悪くて、レジンが流しにくく、
こぼれたりして、めちゃくちゃ作業しにくかったです。
バリ取りとヤスリがけをして塗装になります。
剥離剤などが表面に付着していると塗装に支障がでるので
全体をヤスリがけをして一皮むいた感じです。
剥離剤を付けたくは、ないのですが、シリコン型から複製物が取れなく
なったり、シリコン型の寿命が短くなるので剥離剤は、必須です。
結局、ヤスリがけの時間がけっこうかかってしまいますね。
↑エアーブラシ、マスキング、手塗りと色々な方法で塗装します。
真ん中のお面は、目の部分をくりぬいてあります。
DDにピッタリかぶれるように調整しましたが、上手く行って
ほっとしています。
お面をかぶると誰だか分かりませんね。
お面の下から、覗く顔にちょっとドキドキしてしまうのは、自分だけで
しょうかね。
お面が大きく見えますが、大きさは、丁度、頭部と同じくらいなんです。
これで、お面の作成方法は、終了です。長文失礼しました。