トレマーズ2:感想 | しのぶーのブログ

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あらすじ

前作から7年後、メキシコチアパス州の油田に絶滅したと思われていたグラボイズが現れる。油田の運営会社は過去にグラボイズを退治した経験のあるアールに退治を依頼。アールは新しい相棒のグラディと共に現地に赴く。

(byウィキペディア)


前作、トレマーズが面白かったので、2作目も見てみた。


今回も前回の主人公のうちの一人、アールが登場するのだが、アール初登場シーンで思ったことは

「アール、老けたな…」

だった。

1作目のアールはちょい悪親父そのものだったが、今作のアールには若々しさが薄れていた。

前作に登場していた人物もちらほら2で登場するのだが、当然のように皆老けている。その分、物語全体のテンポも前作に比べて悪くなったように思う。



若さ担当である今回の相棒グラディー・フーパーも決して悪くはない。

が、ただの何も考えていない若者、として描かれており、前回のバルに比べれば見劣りする。

また、今回が初対面のグラディーとアールでは、前作のようなバルとアールの関係性にまでは到達するはずがなく、友情物語としての要素も薄れていた。



肝心のグラボイズ。

グラボイズも登場するのだが、今回グラボイズが「シュリーカー」という怪物に変体する。

このシュリーカー、犬のような体・顔面がグラボイズというなかなかグロテスクな姿をしており、対象の熱を感知し、攻撃を仕掛けてくる。

地面からの攻撃に備えておけば良かった前作とは少し様相が異なっている。


さてこのシュリーカー、これがCGで描かれている。

この作品が描かれた当時と現代のCG技術に差があるのは承知しているが、最近のCGを見慣れている身としては、シュリーカーを見るたびに違和感を覚え、映画に物語に集中できない。



前作に比べて様々な要素がパワーダウンしてた。

トレマーズ4まであるらしいが、もうトレマーズは卒業だ。



見てよかった度:☆☆

また見たい度 :☆

印象に残ったシーン:アールがヒロイン女性の正体を知ったときの表情がとても若々しかった