春の特別編は酷い内容だった。
それでも、何かしら期待して見てしまうんだよな…
以下感想(ネタばれあり)
・0、03フレームの女
映像を見た人が次々と不審な死を遂げる、というリングを丸々パクった設定。
だらだらと人が死んでいく物語の流れ。
物語性を無視した最低のオチ。
全てが面白くない。
面白くないだけならまだいい。
『世にも奇妙な物語』とはいつからただのホラー番組になってしまったのか。
この話を放送しようとした奴は何を考えているんだろうか。
原作が悪い、なんて言わせない。
「どの作品を映像化するか」というのはテレビ局側の責任なのだから。
・水を預かる
香取慎吾の演技が面白かった。
幻視、という設定を序盤で出したことが残念。「全ては幻視」というオチが見えてしまった。
あのオチすら幻視で最後は夏帆とハッピーエンド、もしくはどれが幻視か分からなくなり主人公が完全に狂う
といったところまで攻めて欲しかった。
・人間電子レンジ
一時期世間を賑わせた宗教団体の話
…ではなかった。
設定はものすごく面白い。
それだけに、人間電子レンジに入れる前と入れた後の区別をわざとらしいほどにつけてほしかった。
髪型が変わるとか、いっそ俳優を変えるとか。
小説と違って、テレビは目で見せるものなので、映像での分かりやすい変化も欲しい。
あれでは、おっさんがやる気を出した話にしか見えない。
・仮婚
石原さとみが可愛すぎるので、何も言うことはない。
・ある日、爆弾が落ちてきて
内容は全く意味不明だったが、透明感のある綺麗なストーリー。(もちろん皮肉)
だが、主演女優が好みでない。
後で調べたが、23歳。
絶望的にセーラー服が似合ってなかった理由が分かった。
短い時間の中で伏線を張り最後であっと言わせたり、荒唐無稽を最初から最後まで貫き驚かせたりするのが、世にも奇妙な物語ではなかったのか。
テレビが「若者のテレビ離れ」などと騒いでいる。
離れるよ、面白くないんだから。
見てよかった度:☆
また見たい度 :
結局、次も見てしまうのか…度:☆☆