紙1枚で紙頼み 小野神社へようこそ
ニュースを見ていまして、こんな記事が目に留まりました。
政府・与党は、2017年度税制改正の大きな検討課題であるビール類の酒税について、数年かけて見直す考えだ。
ビール、発泡酒、第三のビールの酒税が、現在異なりますが、これを一本化しましょう、ということらしい。
「数年かけて見直す」という表現はあいまいです。
うちのダンナ様は、「数年かけて、増税する、ってことやね」と言っておりました。
実際には、「異なる税率を一本化しましょう」というと、一部は減税、一部は増税になります。
しかし、「数年かけて見直す」というと、上げるのか、下げるのか、どちらの方向を目指すのかさえ定かではありません。
でも、税収がほしい政府としては、全体での減税を考えてはいないことでしょう。
ダンナ様の、「数年かけて、増税する、ってことやね」という解釈も、当然、成り立ちます。
とまあ、これはビールなどの酒税の話ですが、こうした言葉の使い方は、案外やっているものかもしれないと思いました。
何かをするようだ。
でも、どういう方向を目指すのかは、あいまい。
この人たちがやるのだから、こっちの方向はないだろうな。
ということは、きっと、こういうことなのだろうな・・・。
こういうのを、裏を読むとかいうのでしょう。
解釈が必要とも言います。
言葉を使うときに、あいまいにぼかして、相手に判断を委ねるような表現。
日本語は、こうした ぼかしが得意な言葉です。
ついつい、私もやってしまいがちです。
そして、こういう表現をされでも、本当の意味に気が付かず、「え?そういう意味だったの?」ということもあるわけです。
分かりにくい言葉遣いは、お互いにとって時間の無駄。
相手に考えさせない言葉の使い方を心掛けたいものだと思いました。
自戒を込めて。
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