アイディア | 人間の大野裕之

人間の大野裕之

映画『ミュジコフィリア』『葬式の名人』『太秦ライムライト』脚本・プロデューサー
『チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦』岩波書店 サントリー学芸賞受賞
日本チャップリン協会会長/劇団とっても便利

6月公演のために『有名人の日記』というタイトルのミュージカルの脚本を直している。

日記って何? というシンプルな問いについて考える。

とりあえず外に出て夜中の街を自転車で走り回る。

夜中4時ごろに、ダンスシーンのアイディアが浮かんでイヴォンヌに電話。
2コール目で出た。やはり起きてダンスの振付けを考えていたよう。

ダンスの用事で電話したけど、脚本のアイディアを喋り続けているあいだに、どんどん新しいアイディアが出て来た。
自分で喋ってただけやけど、アイディアをひねり出すには話し相手が必要。

なんか話の筋が通った。テーマが見えて来た。

それにしても、『有名人の日記2003』と比べて、『有名人の日記2008』はタイトルだけ一緒ですってぐらい全然違う話になりそう。