青天の霹靂 Part2 | 青天の霹靂 がん日誌 10年目

青天の霹靂 がん日誌 10年目

2014年12月まさかの肺がん EGFR ステージⅣ宣告。
何だかんだで10年生突入です。
なお、アメンバー申請はブログをされている方以外はメッセージを添えてお願いします。

皆さん、こんにちは。

 

 

久しぶりの投稿となりますが実は自身、昨年12月に舌がんが発見され、それから怒涛の日々を過ごし、今に至りましたので報告させていただきます。

まさに青天の霹靂 Part2・・・・。

 

 

【経緯】

【11月~12月初旬】 喉が痛い日々が続き口内に違和感を覚える。カルセドの副作用の口内炎と勝手に判断し、ひたすらうがいとロキソニンで対処する日々・・・。

 


【12/19】 口内炎にしては痛みが改善されないので、近所の耳鼻咽頭科に足を運ぶ。ファイバーで喉付近を検査、すると先生の顔色が急変し、舌癌の可能性を指摘される。舌の右奥端に腫瘍があるとのこと。私もまさかとは思っていたけど言葉が出ず。今の病院内の頭頚部あてに紹介状を書いてもらう。

 


【12/22】今の病院の頭頚部外科初診。都内でも手術のできる頭頚部がある病院は少なく、自身の病院内にあるのは不幸中の幸い。診察の結果、舌癌でほぼ間違いないとの宣告を受ける。一般的に舌癌の進行スピードは速いため直ぐに対処(手術)必要とのこと。自身、頭がついていけないが選択肢ないのでとりあえず手術の手配をお願いする。手術内容はタレントの堀ちえみさんが受けた手術内容相当で「皮弁再建手術」というもの。舌の腫瘍周辺を切除し、その部分に他の部位からの筋肉を移植する、というもの。大がかりな手術と年末であることで手術日程調整に少し時間がかかるとのことでとりあえずロキソニンとオキノームを処方してもらう。

 


【1/4~】手術に必要な各種検査など外来で着々とこなし準備を進める。主治医から手術は2月上旬以降との連絡を受ける。自身、腫瘍は日々大きくなっていることを実感しているため手術までの1ヶ月強、不安を覚えるがとりあえず自宅待機、病院からの連絡待ちとなる。又、肺のほうは抗がん治療など同時進行できないのでやむなく一旦治療中断とした。又、肺がんとの因果関係ですが、「転移ではない」との所見でした。つまり単独で発症したものでいわゆる「複合がん」と考えられるとのことでした。

 


【1/23】腫瘍は成長し、食事時にオキノームは欠かせなくなる。そして病院から連絡があり、「1/29 手術」とのこと。手術は2月中旬、と予測していたので焦ったが急なことはこの病院の常なので「早く対処ができる」と前向きに考えることに。予定していた旅行等、イベントはすべてキャンセル。直前の検査にて右リンパ節にも転移がみられるため手術のついでに切除することとなった。

 

 

【1/29】8Hもの大手術を実施。舌は40%位切除、皮弁(移植部)は左脚太ももから移植。

 

【2/16】退院。

 

【2/26~】退院後、自宅療養するもすぐに首回りが大きく腫れて感染が発覚。再度入院し、抗生剤治療実施。

 

【3/6〜】退院し、自宅にてリハビリ療養中。 ←今ココ

 

 

Youtubeや堀ちえみちゃんのブログなどにもありますが舌がんの切除手術は予想以上に厳しいものでした。術後、3日間はICUであふれ出る唾液と痰による窒息地獄と格闘しながら、何度も何度も心が折れそうになりながら、耐え抜くことができました。この部分は又、後日記録に残したいと思います。

 

 

ということで現在はまだ食べることも話すこともイマイチですが、前向いてリハビリ療養中。初診から手術まで1ヶ月強で対応してくれた病院には大感謝です。肺がん10年目にして複合がん発覚は精神的にもダメージ大きかったですが今後は二刀流で頑張っていければと思います。取り急ぎ報告まで。

 

 

 

おしまい