各流派新春舞踊大会
尾上五月は…己の道を!
〜若手舞踊家の登竜門〜
と、言われているこの会には、
若手
というだけに、
出場者に年齢制限がございますが、、、
49歳まで
の、協会会員に、予選参加資格があります。
49歳が、若いかどうか…?
は、置いといて
私の周りにもこの会に毎年出場して、
賞を狙っている人たちが何人もいらっしゃいます。。。
私自身一度出場し、、、
49歳まで毎年出たかったのですが、その頃頸椎ヘルニアになってしまいまして断念
いやはや残念でしたが、
私なんざぁ、賞なんかどーせ獲れないし全く考えたこともなく、、、
もう長いことおしえる立場になってしまっていて、他人から自分の舞台をジャッジされるチャンスはそうそうないですから、
それが嬉しく楽しくルンルンの遠足気分での出場でした。
が!
周りは、みんなピリピリと張り詰めた雰囲気で、
私の冗談に答えてくれる人もあまりなく
でも、
その雰囲気さえも、
ルンルンに楽しかったなー
この大会には、
もちろん厳しい予選がありまして、、、
今回はとりわけ狭き門だったと聞いております。
なので、、、
出る人出る人みんな上手い
子どもの頃からずーっと踊ってきた英才教育の精鋭がほとんどですから、
私みたいな
宝塚音楽学校で初めて扇子持ちました〜
てのが出られたことがビックリです
日本舞踊協会が主催するこの大会に出場して、徐々に受賞経験を重ねて、
その実績を積んだ人たちは、
舞踊協会からいっぱしの「舞踊家」というお墨付きをいただき、
2月に国立大劇場で行われる、
協会主催公演にお声がかかったり、
6月の創作舞踊の会で役がついたり、
各地で行う、
舞踊協会主催のイベントに出演したり、
が、できます。
つまりこの大会は、
若手舞踊家の、
「舞踊協会主催公演出演のための登竜門」
でもあります。
やはり東京で行われるので、
地方の方はリスクがありますし、
実力があっても、
初めからこの大会には全然出ないという方も大勢いらっしゃいます。
で、今回は!
我らが尾上流から、
尾上博美ちゃん
私の愛しの松山太夫
だったり、
可愛い息子の仔獅子🦁だったり〜
弟だったり女房だったり、、、
いつも一緒に踊ってきた戦友であり恩人ですが…
彼女が「流星」という難曲に挑戦しました
客席には、同門の仲間や、
うちの弟子達も大勢かけつけて熱い熱い
応援📣でした
偶然にも同じ12日夜の部に、
劇団東俳の講師仲間の勝見流家元、勝見嘉之さん
宝塚の下級生の、
花柳摂月華さん
あずきちゃんこと城華阿月さん
もご出演でした
もう何度も賞をとってる実力者…
さすが!
の山姥でした〜
しかし、、、
こんなに大勢の上手い若手舞踊家がいるんだなー
と、
改めて感じ、、、
これだけ多くの人が活動しているのに、
文化としては、どんどん衰退していることは否めない、、、
絶滅危惧芸能…にほんぶよう。。。
彼らは、
日本舞踊の将来をどう考えているんだろうか…
舞踊協会から降りてくる仕事をして、
身内にチケットを売って、、、
たぶん、
それだけでは変わらない、、、
舞踊協会も結構だけど、
もっともっと、
広い目で日本舞踊の将来を考えて、
クーデター、、、までは要らないけど😅💦
レボリューションしてくれる、
そんな若者が、
この中から出て来てくれたら嬉しいなぁ〜
と、
そんなことも感じた、
新春舞踊大会でした。
ともあれ、、、
出場者の皆様!
お疲れ様でした
私だからできる!
私にしかできない!
そんな踊りの世界を紡いでまいります
一生勉強…
死ぬまで修行!(^。^)
体験会随時開催❣️
尾上五月日本舞踊教室動画