肋骨を折りたたむ。
肋骨をブラインドの様に折りたたみましょう。
「肋骨ブラインド」を教えましょう。
私たちの体は上半身と下半身、そしてその間をつなげている腹部があります。
特に上半身の力を緩ませるためには、下半身をしっかりと安定させることが重要です。
下半身を安定させるためには骨盤を起たせることを学ぶことが重要になります。
なぜ?下半身を安定させるために骨盤を起たせることが重要なのでしょうか?
それは・・・私たち人間の体はバランスで行動するからなのです。
二本足で立ち、二本足で歩き、日本足で行動を起こします。
その土台となるのが下半身なのです。
JSA 日本所作協会 公式インストラクターの七緒ももか先生
下半身は自然の草木で例えると「根」に当たります。
自然の中の草木も根が小さいと大きく育ちませんね。
私たち人間も土台がしっかりしていないと自由に体を動かすことができません。
また人間は常に行動を起こすものなので二本足で行動を起こすときバランスがとても重要になってきます。
この場合、下半身がしっかりと軸となって活動できる女性と、下半身のバランスが悪い女性とでは、上半身への負担は全く違ってきます。
下半身の土台が悪い女性は上半身を硬く力を入れないと動くことができません。
なので・・・常に上半身は無意識に力が入っている状態になります。
それに比べて下半身が土台のしっかりしている女性は上半身の力も抜け常に「自分の軸」でバランスを取れるようになります。
現在女性の身体の使い方がほとんどが下半身が弱く上半身を力を入れて生活をしているのが現状です。
なぜ??このような生活習慣が生まれたのでしょうか。
それは私たちの教育によるものなのです。
私たち日本人の祖先は、下半身を大事にした教育を受けてきました。
しかし戦後に入り私たちの教育には西洋の考え方がどんどんと普及し、いわば西洋の生活に慣れ親しんできた結果なのです。
ただ、この身体の使い方は・・・外国人にはとても快適に過ごすことができます。
それは体の骨格が違うからだのです。
そうなんです、西洋人の身体の骨格は「移動」を中心に身体が進化してきたのです。
なので、胸を張って大きなストライドで歩く事こそが「移動」に最適なのです
いわば「外への自由」が西洋文化を大きく広げてきたのです。
私たち日本女性の祖先は「軸」を大事にし土台をしっかりと安定させることで自由をつかんできた人種なのです。
体の骨格もそれに対応した体に進化してきたわけなんです。
いわば「内なる自由」を求めてきた文化なのです。
JSA Japan Shosa Association 公式インストラクターの内藤りか先生
なので・・・今、この体の使い方を学ぶことがとても重要になって参りました。
その中で、肋骨を折りたたむと言う事はどういうことなのでしょうか?
それは骨盤を絶たせ土台を安定させた上でしっかりと上半身がバランスよく乗るためにはこの肋骨のポジションがとても重要になってきます。
上半身を緩ませるには、しっかりとした土台(骨盤)としなやかな「幹」を作らなくてはなりません。
上半身を安定させるためにはこの骨盤をポジションを自分で実感しそれを整えることが最も重要なのです。
この肋骨を折りたたむことで大地から手に向かってすーっと伸びた体を作ることができるのです。
その上で上半身の肩甲骨が緩みその肩甲骨と骨盤とが自由自在にバランスよく動くことで女性はさらに進化する体を手に入れることができるのです。
肋骨ブラインド行って参りましょう。
1、まず骨盤を立たせて自分の体の軸を踵に乗せましょう。
このレッスンは前回のブログを参考にしてください。
2、骨盤を立たせた後は、みぞおちの部分を意識し、みぞおちを背骨側に深く沈み込ませるようにしましょう。
少し猫背のようになりますが気にしないで行いましょう。
できれば息を吐いて肋骨を折りたたむように背中側に押し出しましょう。
きっとあなたはとても姿勢の悪い状態になっているようなイメージを持つかもしれません。
しかしこのことで骨盤と肋骨がしっかりと大地から手に向かって未来のように伸びたのです。
自分の考えてた、正しい姿勢のイメージと、大地からすーっと伸びたイメージとはギャップがあることに驚くと思います。
でもこのことで腰痛が治ったり。
膝痛が治ったり。
ヘルニアが治ったりする習慣が出来上がります。
美しいあなたの姿勢は、安定した土台から、そこにしっかりと乗った上半身を乗せながら、下から丁寧に積み木を積み上げていくことがとても重要なのです。
3、あなたの人生を輝かせるための習慣を今日から開始していきましょう。