前回では、あなたが日舞を学びたい!と思ったキッカケが・・・

 

小さい時の地域の盆踊りに、可愛い浴衣を着せてもらって盆踊りで踊った時の思い出だったり

地元の地域との関わりを持ちたいので、日本文化に触れたい!と思った あなたには・・・

 

地元の「盆踊りサークル」や「地元にある民俗舞踊」で学ぶといいですよ!

 

とお話しましたね!

 

 

 

 

今回は、もっと本格的な日本舞踊や地唄舞が踊りたい!と思っている・・・

あなたの為にお話をさせて頂きますね。

 

 

又、ここで、あなたに質問があります・・・

それは、あなたが「本格的な日本舞踊」と思っているものは何でしょうか?

 

 

多分・・・下記の日本舞踊を代表とする流派かもしれませんね!

花柳流(はなやぎりゅう)
 
藤間流(ふじまりゅう)
 
若柳流(わかやぎりゅう)
 
西川流(にしかわりゅう)
 
坂東流(ばんどうりゅう)
 
 
それとも・・・
日本舞踊の流派一覧」かもしれませんね・・・

又は・・・
上方舞」「新舞踊
 
 
この様に、「本格的な日本舞踊」と言ってもその数は本当に多くて、又、地元の地域で古くから伝承されている御流儀もあるんですね。 でも・・・これを全てあなたが、自分に合った「舞踊スクール」を調べることはとても難しいですよね!
 
又、この先生が良いかも・?と思っても、習える場所が遠くであったり、自分の時間と合わなかったり、そんな事を悶々と繰り返しながら、1年も2年も経ってしまう事もあると思います。
 
そして・・・
やっぱり気になるのが、レッスンで何を習えるの?

着いていけるのかな?
 
難しくないの?
 
どれくらいで身に着けることができるの?
 
色々と悩みが尽きないのではないでしょうか?
 
 
そして・・・・
生徒さんはどんな人が来ているのかな?
若い人?・・・お年寄が多いの?
 
 
 
そんなあなたに・・・・
今回は私が『間違わない!知っていてほしい!日本舞踊の選び方』をお伝えいたしますね。
 
 
先ずは、
1、あなたが日舞を学びたいと思った目的は何ですか?
 
例えば・・・
歌舞伎や舞踊会を観て、私もあの様な踊りを習いたい!と思ったのであれば・・・
 
● 何曲身に付けたいのか?(一曲だけで良いので舞踊の雰囲気を味わいたいと思っているのか?)
・基本的に代表する流派は、舞踊は一生習うもの!と思って臨んでください。
それはなぜか?・・・舞踊は、精神を学びならが鍛えるものだからです。
 
なので・・・一曲だけで良い、雰囲気を味わいたいと思ったあなたであれば、地域の「舞踊カルチャー」スクールで一度、お試しレッスンを受けることを推薦します。
 
・いきなり日本舞踊の先生の稽古場に行って「体験レッスンを受けたいのですが!」と言ったりすると・・・
いくらあなたが真剣でも受け付けてはくれないので、しっかりとその先生のブログやHPで確認しながらお願いしてくださいね。
でも・・・やっぱり、会って、2、3回やって、やっぱり辞めたーとは言えないので注意してくださいね。

● ずーっと長い間、何曲も覚えたいのか?
・もし、あなたがずーっと日舞の世界でやりたい!と思ったら、お稽古代金は・・・毎月、休んでも休み月謝として続けていかなくてはなりません。(これもその流派で違いがあります・・・でも、簡単に先生に聞くのは失礼ですので、もしも先輩がいればばそこに聞くのも良いと思います、絶対に電話では聞かない方が良いと思いますよ!)
 
● 私は御稽古だけ!・・・舞台には出たくない!
それとも、舞台でいつも輝きたい!
 
・日舞は『基本的に舞台で輝いたいと思っている方が学ぶもの!』そう心えて起きましょう。
だから、その流派によって異なりますが、年に1、2回、の勉強会、年の初めのおどり初め、本格的な舞踊会が開催されます
生徒さんたちは、そこを目指して毎月御稽古を積みます。
もちろん、その都度、舞踊会にかかる費用もあります。
小さい会であれば・・・先生のお礼、会場費、衣装代、後見代、先輩の代稽古のお礼、
本格的な舞台で得れば・・・先生のお礼、会場費、舞台装置、照明、音響(生演奏の場合は出演される人数分の費用、これは出演者で割ります・・・)床山代、化粧代、衣装代、後見代、先輩の代稽古のお礼、また引き出物やお弁当代・・・
小さな舞台7万ぐらいから本格的な舞台は300万を超える流派もあります。
なので・・・自分がいつか、踊ってみたいと思う舞踊があれば、それに向けて貯金をすることをお勧めいたします。
 
 
● 礼儀作法や振る舞いを美しくしたので舞踊を習いたいのか?
・日本舞踊ではすぐに舞踊を教えるので・・・確かにおどりは覚えることはできますが。礼儀作法はしっかりと教えてもらえる???のではなく、自然に覚えないと、通えなくなくなりますよ。 
あくまでも、先生が言わなくても、察知する姿勢が重要ですよ!
・もしも、自分が礼儀作法を習いたい!と思った方は礼儀作法やマナーレッスンに通われた方が良いと思います。
また・・・着物での美しい振る舞いを学びたいと思ったあなたであれば・・・
日舞の御稽古は、基本、浴衣での稽古となります、そして、舞台で舞踊を踊って輝きたい!と思っている方が学ぶところなので、日常の着物の美しい振る舞いを学ぶには、向いておりません。
 
 
● 演歌の踊りが良かったので、私もあんなにかっこよく踊ってみたい!
・日本舞踊の流派は「歌舞伎舞踊」を教えるところが主なので・・・
もし、あなたが演歌やもっと弾んだ音楽で踊りたい!と思っているのであれば、「新舞踊」をしている先生を見つけてはいかがでしょうか?
 
知っている友人や先生の踊りがとても良かったので、その人に習いたい!(でもあまり深くは嫌!)
・これは、とても良いと思います。
やはり舞踊は、その先生や、自分が憧れた先生に習うのか一番良い選択ですね!その先生に、日頃から色々と聴きながら、一度相談をされて『いいかも・・・』と思えば、多分あなたの思いもきっとわかってくれると思いますよ。
 
● 近くに日舞の先生がいたので、これを機会にもっと気品ある女性として学びたいと思う。
・これは、一番ダメですよ!・・・近くて習いやすいから!そんな思いで日舞を行えば、きっと後悔します。
 
・また、金額が安いから・・・これもダメです!
舞踊は一生あなたの財産になるものなので、安いものを学ぶと、これも「自分の癖」となって体に染み付いてしまいますよ!
 
・ネットで調べただけで決める!・・・これもダメです!
一度その先生の舞台を観に行くか?(ユーチューブにも乗っていると思います)
ユーチューブに乗っていない先生であれば、一度舞台を観に行くことをお勧めします。
 
そして・・・その先生にも申し訳ないのですよ!
 
また、もしあなたが、学んでいる先生が、嫌いになった時・・・
すぐにやめて、また別の先生を見つけて、稽古に通うと知れば・・・
それは、絶対に「日本舞踊」では嫌われますし、それはできないと思っていてください。
 
 
色々と書いてきましたが・・・
結論から言えば、
日本舞踊はとても奥が深く、一生涯自分を高めるところだと言うことなんです!
 
だから・・・
真剣に考えて、いろいろな舞台を観て、その先生が大好き!となったら決めてください。
 
 
それが、最高の決断だと私は思います!
 
そうか!楽しんでくださいね。
 
 
【SBMしぐさ美人】佐竹永光
 
 
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