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着物の歩き方って・・・プロモデルが行っている美しい歩き方を真似していいの？
今、着物業界でもトップモデルを一堂に集めた斬新的なKIMONOのファッションショーや一般の女性が着物で歩くKIMONOショーが流行って来ましたね。
これからの令和の時代も、さらに多くの着物ファンが、素敵な着物で・・・・
スポットライトを浴び、軽快に流れる様な音楽に乗ってランウェーされる機会が多くなると思います。
そこで、今回は・・・
着物の美しい歩き方をあなたにアドバイスをしたいと思います。
まずその前に・・・
パリコレや日本でもファッションショーが開催されておりますが、そこに出演しているプロモデルの歩き方は本当に魅力的で、一度は、あの様にあなたも美しい姿勢で歩きたい！と憧れたことがあると思います。
でも・・・
あの歩き方は、あくまでも洋服やドレスでの歩き方です・・・
靴やハイヒールでの歩き方なので、決して草履で真似をすると、自分では素敵な歩き方たと思っていても・・・
周囲からなんか？自信はあると思うけれど・・・
違和感を感じたり・・・
決して美しくない様に見えるので真似をしない方がいいと思いますよ！
また、一般のウォーキングスクールで学んだとしても、着物の時は歩き方を変えないと・・・
草履がパタパタ・・・ドカドカ・・・音を立ててしますのでやめた方がいいと思います。
それはなんでだと思いますか？
それは、簡単に言いますと３つ違いがあります。
１、靴やハイヒールの場合は、足に固定しているので、走っても飛んでも足から離れませんが、草履の場合は基本、鼻緒を足の指で摘んで歩くので基本的な歩き方が全く違います。
しかし、この複雑な筋肉を付ける事で脚の筋肉がついてくるのでドレスでのハイヒールの歩き方も流れる美しく歩ける様になるんです。（実は・・・イギリスの伝統的なロイヤルスクールでも日本の美しさは着物の歩き方にあると言っております。）
２、着物は基本、足を大股で歩かないので、内股の筋肉を使います。そのため骨盤底筋を意識する歩き方となり、骨盤もハイヒールの時の様にウエストを反らさないで歩きます。これが着物をより美しく魅せるため必要な歩き方になります。
だからと言って・・・小股でチョコチョコ歩くイメージではありませんよ。
３、ここがもっとも違いますね！
それは、ハイヒールは平均台を歩く様に一本の線の上から決して外れない様に歩きますが・・・
着物の歩き方は、ジグザグに歩くのが基本となります。
ジグザグ？？？？
実は・・・ここに日本女性が世界で一番美しいとされる歩き方と振る舞いのエッセンスが隠されているのです。
次回はこの３つをもっと分かりやすくお伝えしますね。