おのころ心平です。
私たちは無意識レベルでは、
ある出来事によって生じた
他者批判の気持ちが
ほんとうは
自分のなかにあることを
知っています。
しかし、
それを認めるのが恐いので、
自分自身のなかから
「それをとり出して」、
自分自身の外側に投影し、
誰かを批判することによって
自己批判を防ごうとします。
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認めたくないことを
ほかの誰かに転嫁すると、
自分自身ではなく、
相手にそのような性質があるのだと
考えることができます。
そうすることで、
自分の心の中に起こった
不愉快なことを誰かに
負わせることができるわけです。
私たちは無意識のレベルで
こうしたことをよくやっていて、
自分自身に対する嫌悪感や
自己批判を投影し、
さらに投影し返してくれるような
相手を見つけようとしてしまいます。
これを「共依存関係」と呼びます。
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人間関係のみならず、
自分の周りの見えない、
あるいは見たくないために
拒否された現実全体として
「シャドウ」と名付けたのが、
人はシャドウをもっているのに
シャドウを見ず、
シャドウについて知らない。
だからシャドウは危険である。
人の意図や努力が逆の結果になるように
するのがシャドウだから。
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さらにユングは、
「シャドウは人を病気にするが、
またシャドウと出会いなおすこと
で人は健康になる。」
と指摘しています。
症状はすべて
物質化したシャドウであり、
つまり、意識のなかで
体験したくないものを
症状で体験するというのです。
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……ということを逆手にとれば、
周囲の人間関係
(とくにパートナーシップ)に、
自分の補完性を見つけようとする視点は、
病気や症状を予防する
手立てにもなり得るということです。
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いま中高年以降で
ささやかれる
夫源病(ふげんびょう)。
夫の言動によるストレスで
妻の更年期障害を誘発したり、
悪化させたりすることを指すそうです。
これは正式な病名ではありませんが、
更年期障害とされてきたさまざまな
症状の裏には夫へのストレスが
背景にあるのでは?というものです。
これを「投影の原理」で考察できれば
更年期症状を軽く済ませられるかも
しれません。
【11月おのころ心平1DAYワークショップ】
●11月6日(水)
【神戸会場】神戸国際会館(三ノ宮駅)
●11月10日(日)
【東京会場】都立産業貿易センター(浜松町駅)
●11月12日(火)
【福岡会場】アクロス福岡(天神駅)
●11月13日(水)
【名古屋会場】ウィンクあいち(名古屋駅)
●11月26日(火)
【東京会場】都立産業貿易センター(浜松町駅)
各会場とも、
09:45 開場(受付開始)
10:00~11:30 1時間目(90分)
11:30~13:00 お昼休み
13:00~15:00 2時間目(120分)
15:00~15:15 休憩
15:15~16:30 3時間目(60分)
16:30 終了
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※詳しくは、コチラから。