おはようございます。
おのころ心平です。
皮膚
血管
胃腸
の健康は、
家庭の医学コーナーに
いつもある三大健康テーマと
言えるほどですが、
1.空気摩擦の皮膚
2.液体摩擦の血管(血流)
3.固体摩擦の胃腸(食べ物の消化)
つまりは、
以上のそれぞれに
過剰な摩擦が起こりやすい
という共通点が、現代社会生活の
特徴と言えます。
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たとえば、アトピー性皮膚炎…。
空気の変化に敏感な人は、
温度や湿度や空気中に溶け込む
いろんなものに反応しています。
これを空気との摩擦と見れば、
アトピー性皮膚炎は、
空気との摩擦過剰による異常
(=炎症)反応
と見ることができるかもしれません。
また、東洋医学では、
皮膚呼吸と肺呼吸は、
「気」の配分で連動するとしています。
速くて浅い呼吸習慣は、
肺と気管支に空気摩擦を生み、
結果として、皮膚呼吸にも
皮膚の新陳代謝にも影響する
というのです。
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次に、血流摩擦はどうでしょう。
血流摩擦は、結果として
動脈硬化を起こします。
怒ったり緊張したりすると
血圧が上がりますが、
そのとき動脈内には
大きな圧力がかかってしまうのです。
この繰り返しが
血管の柔軟性を低下させ、
その先には、脳卒中、
心臓病が待っています。
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そして、
食べ物の摩擦は、
早食い、
大食い、
かっ込み食い
で生じますが、
これは想像以上に
免疫系への負担となっているのです。
唾液や消化液によく溶けずに
胃腸を通る食べ物は、
胃腸の粘膜を傷つけ、
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の素因を
つくるばかりではなく、
腸管の免疫の疲弊を招きます。
「急がば回れ」ということわざが、
機能しなくなってしまった現代社会。
でも、「急げば摩擦」、という格言は
肝に銘じておいた方がよいかもしれませんね。
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