ココロの抵抗は、皮膚、血流、消化のあり方に現れる。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

皮膚

血管

胃腸

 

の健康は、

家庭の医学コーナーに

いつもある三大健康テーマと

言えるほどですが、

 

1.空気摩擦の皮膚

2.液体摩擦の血管(血流)

3.固体摩擦の胃腸(食べ物の消化)

 

つまりは、

以上のそれぞれに

過剰な摩擦が起こりやすい

という共通点が、現代社会生活の

特徴と言えます。


***

 

たとえば、アトピー性皮膚炎…。

 

空気の変化に敏感な人は、

温度や湿度や空気中に溶け込む

いろんなものに反応しています。

 

これを空気との摩擦と見れば、

 

アトピー性皮膚炎は、

空気との摩擦過剰による異常

(=炎症)反応

と見ることができるかもしれません。

 

また、東洋医学では、

皮膚呼吸と肺呼吸は、

「気」の配分で連動するとしています。

 

速くて浅い呼吸習慣は、

肺と気管支に空気摩擦を生み、

結果として、皮膚呼吸にも

皮膚の新陳代謝にも影響する

というのです。


***

 

次に、血流摩擦はどうでしょう。

 

血流摩擦は、結果として

動脈硬化を起こします。

 

怒ったり緊張したりすると

血圧が上がりますが、

そのとき動脈内には

大きな圧力がかかってしまうのです。

 

この繰り返しが

血管の柔軟性を低下させ、

その先には、脳卒中、

心臓病が待っています。

 

***

 

そして、

食べ物の摩擦は、

 

早食い、

大食い、

かっ込み食い

 

で生じますが、

 

これは想像以上に

免疫系への負担となっているのです。

 

唾液や消化液によく溶けずに

胃腸を通る食べ物は、

胃腸の粘膜を傷つけ、

 

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の素因を

つくるばかりではなく、

腸管の免疫の疲弊を招きます。


「急がば回れ」ということわざが、

機能しなくなってしまった現代社会。

 

でも、「急げば摩擦」、という格言は

肝に銘じておいた方がよいかもしれませんね。

 

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