頭の使いすぎからの脱却。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

つい知識で

自分を満たそうとしてしまう

思考感受性の強い人には、

 

「思考には階層があるのだ」


という俯瞰力(ふかんりょく)

を持つことが脱却方法となります。

 

僕自身、セミナーでよく

bird's eye viewという

言葉を使いますが、

まさにそれのこと。

 

日本語で言うと

「鳥瞰ちょうかん力」

 

普段、地を這っていては

見えないものが、

鳥の眼で上空から見ると、

はっきりと見えたりすることのことです。

 

「その曲がり角をそっちへ進むと、

ぶつかっちゃうよ」とわかったりする。

 

視野を広くして、

上空から見るような視点を持つと、

次の段階を予知できます。

 

***

 

ただ鳥観と言っても、

鳥にもいろいろなレベルがあります。


たとえば、スズメが空を飛ぶときは、

地上から10 ~ 15 メートルほどで、
それより上空には行けないそうです。

 

でも、ハトはやる気になれば

100 メートル

くらいまでは行くらしい。


10 メートル上から見るのと

100 メートル上から見るのとでは、

世界が違うと思いませんか? 

 

カラスもけっこうやりますよ。

普段は20 メートルぐらいの

ところを飛んでいますが、

 

その気になれば

450 メートルぐらいまで

飛べるのが観察されているのです。

 

タカやワシといった鳥になると、

もう1000 メートル級になります。

 

人間としても、イーグル級までいけると、

人生も、非常に高いところから

見渡す視点が得られます。

 

***


ところが、

鳥にはもっとすごいのがいて、

アネハヅルやオオハクチョウというのは

ヒマラヤ山脈を越えていくので、

上空8200 メートルぐらいまで

飛べるらしいです。


8200 メートルまで行ってしまうと、

高さに比例して見える

範囲は広がるものの、

地上からはその存在はいるのか

どうかわかりません。

 

上空からも地上は

ほとんど見えないでしょう。

 

これはもう人に当てはめれば、

仙人みたいなものだと思います。


仙人からすると、

高いところにいすぎて、

地上にあるものが点のように見えて、

日常の生活などもう

どうでもよくなってしまうのでは

ないでしょうか。

 

***


ですから、

視点が高ければ

高いほどいいかというと、

そうとも言えないと僕は思うのです。

 

鳥瞰もあまり高い視点だと、

現実離れ・浮世離れに

なってしまうということですね。

 

本当の意味で視点を広げるというのは、

 

ときにはスズメであり、

ときにはハト、

ときにはカラス、

ときにはイーグル、

 

こうしたシフトチェンジ

うまくなることなのではないかと思います。

 

その場、その環境、その人間関係に合わせて、

自分を自在にチューニングできる力。

 

とくにこの思考感受性の強い人は、

自分の得たレベルの高い思考を

みんなにも当てはめてジャッジしやすい

という傾向があります。

 

すると、つねに上から目線で

人間を分類するということが起こり、

それがもとでコミュニケーションエラーを

起こしやすいのです。


人間関係は、

共感すべき時に

思考が邪魔

になったりすることもあります。

 

だから、ちゃんと

シフトチェンジできる力を養う。


これこそが、

思考感受性の人にとって

能力をコントロールするうえで

大切な要素となりますね。

 

***

 

3月30日(土)
静岡県は富士山のふもとの朝霧高原、
日月倶楽部 & 富士静養園から
「リトリートLIVE中継」をお届けします!

 

ここを主宰する

山本竜隆Dr.の掲げるリトリート構想に
僕のセラピスト・メッカ構想を上乗せして、
LIVE配信では現地から、
 

●第1部では おのころ心平、
ココロとカラダのセラピスト・メッカ構想を

●第2部では 山本竜隆Drによる
日本リトリート構想

●第3部では 僕と竜隆先生との
未来ヴィジョンを語るコラボトーク

をお送りします。
現地の火、地、風、水を
感じてもらいながらのLIVE配信。
※エントリーはコチラから。

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