おのころ心平です。
今夜深夜
日付が変わって0:24、
黄経297度を迎えますが、
この瞬間をもって、
冬土用入りします。
***
「土用」の起源は、
古来中国から伝わる
「陰陽五行思想」に由来します。
木・火・土・金・水
(もっかどごんすい)
が世界を創る五大要素。
この5つの要素に
季節も当てはめて、
春は「木」、
夏は「火」、
秋は「金」、
冬は「水」、
そして、
「土」は季節の変わり目である
立春、立夏、立秋、立冬の前
18日間に割り当てられました。
夏土用の丑の日が有名なので
夏のイメージがありますが、
季節の合間合間に4回あるのです。
***
その土用は、もともとは
「土旺用事(どおうようじ)」の略で
「土が旺(さかんに)なり
用事(働き)をする」という意味です。
土用の時期は、
冬の土から春の土へ
春の土から夏の土へ
夏の土から秋の土へ
秋の土から冬の土へ
「土」が最も働く時期
ということになります。
土用期間中は
「陰陽道の土を司る神様である、
土公神(どくしん・どこうしん)が支配する」期間。
神様が土の中から出てきて、
地上にいらっしゃる期間であるため、
土用期間中は、土を動かしてはならない
とされてきました。
***
「身土不二」という言葉があります。
食養生の世界では
「しんどふじ」と読みますが、
もともとは仏教用語で「しんどふに」。
これまでにしてきた行いである「身」と、
その身が拠りどころとしている「土」は
切っても切り離せないという考え方です。
僕は、
生まれ育った、
あるいは長年住んでいる
土地の微生物たちと、
その人の腸内環境をつくっている
腸内細菌とはどこかで連動していて、
決して切り離せるものではない、
ととらえていて、
土用期間は、
それを思い出す大切な調整時期だと
考えています。
今日から、節分の2月3日まで、
おなかの中の腸内細菌たちに
思いを馳せ、食事は腹八分目、
そして、やっぱり、旬のものを食べて
おなかを安心させてあげましょう。
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