おのころ心平です。
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「万物の霊長なんだもの。
しかも、その万物の霊長たる
いちばんのポイントは、
優れた心を与えられてあるがためでしょう。
ほかの生物や動物と比べて、
私たちが万物の霊長と呼ばれるのは、
二本の足で立っているからじゃないんですぜ。
二本の足だけで立っていることによって
万物の霊長という名称を与えられたとしたら、
鳥はどうするんだ?
鳥だって二本の足で立ってる。
…計り知り得べからざる幽幻微妙の働きと
力のある心を与えられていればこそ、
万物の霊長なんだ」
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・・・とおっしゃるのは、
中村天風先生。
(なかむら てんぷう、
1876年7月30日 - 1968年12月1日)
43歳のときに、当時持っていた、
今のお金にすれば十数億もの財産を
すべてなげうち、社会的地位も捨て、
おにぎりひとつで大道説法を始めました。
天風先生は、
人間、欲を捨てることはできない。
大いに欲望を燃やせと断言した人です。
しかして、本人自身は、43歳にして、
「我欲・私欲」ではなく、
人を喜ばせる「利他の欲望」に
目覚められた人です。
その理由は、
何度も死地をくぐり抜け、
ヒマラヤの奥地で、身一つで過ごした
2年半にあったのでしょう。
***
それでは、
天風先生の『ほんとうの心の力』
(PHP研究所)より
この名言をお届けしましょう。
「『おい、おい、お前の鼻の頭に、
墨がついているよ』
『有難う。どうせ、
明日の朝起きたら顔洗うから、
今夜はこのまま寝るよ』
てえ奴はねえだろう。
男でも一生懸命、
その鼻の頭をこすって、
『どうだい、とれたかい』
『とれたよ』と言うと、安心する。
顔についた墨や垢は
それだけ気にするのに、
心の上には平気で
垢つけて眠るんだよ。
…夜の寝がけは、
その考えた考え方が無条件に、
われわれの潜在意識の中に、
すっとはいって来る。
そういう作用が
どんな人間にでもあるのです。
…だから、いいことを考えるんだ。
嘘でもいいから、
俺は優れた人間だ、
俺は思いやりのある人間だ、
俺は腹の立たない人間だ、
俺は憎めない人間だ、
俺は焼きもちを焼かない人間だ。
こう思えばいい」
***
眠りに入る前は、
潜在意識が顕在意識に
誘導されやすいゴールデンタイムです。
一日の終わりに、
いかに幸せな想像ができるか、
そこが人生の勝負所というわけですね。
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1月8日(祝)神戸
1月10日(水)東京
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神戸、東京で、マッピング三昧の1日をお送りします!
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ここだけのシークレットワークショップ!
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2024年は、辰年。龍神様の浄化の年。
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