おのころ心平です。
申し上げます。
僕らは、
自分の見たいように
世界をつくっています。
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えーー、
そんな、
思うようにならないよ-、
と思うかもしれません。
でも、たとえば
視覚を考えてみましょう。
網膜が画像を結んで、
それが視神経を通って
脳の後頭葉まで届くまでに、
およそ、
0.1秒かかります。
僕らは、
この0.1秒の間に、
個人個人それぞれの
「これまでの視覚の記憶」
に照らし合わせて、
ものごとを「見たいように」
選択しようとするのです・・・
それが脳の持つクセです。
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見たものすべてが
真実であるわけではなく、
必ず過去見たフレーム(枠組み)と
照らし合わせるわけですから
誰しも、世界の見方には、
バイアス(偏見)というものが
かかっているのです。
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さらには
視覚だけでなく、
僕らは
聴覚にも、嗅覚にも
それぞれに
聞いてきたものの歴史
嗅いできたものの歴史
を持っています。
それぞれの
感覚歴史チャンネルを
組み合わせて今を捉えますから、
人間の脳は、
どうしても個人の偏りをもって
現実をとらえてしまうのです。
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冒頭の、
僕らは、
自分の見たいように
世界をつくっています。
というのは
そういう意味で、
あなたのこれまでの在り方を
示しています。
過去の自分を否定するのは
嫌ですから、
みんな、
自分のものの見方を差し置いて、
世界の方を批判してしまうのです。
でも、ほんとうに世界を
変えたかったら、
自分のものの見方に
自覚的になること。
そう、まずは自覚する
ということから始めることが
大切ですね。
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予告!!
今週、受付再開です。