おのころ心平です。
人間関係とは、
あまりくっつきすぎても、
依存や束縛となり、
また、あまり離れすぎても
孤立感や疎外感となる・・・。
適度な人との距離とは
とても難しく、
ある人との距離は、
別の人との距離とは違うので、
ここにはやはりマニュアルなどはなく、
私たちひとりひとりの現場における
感性や感度の問題、
ということになります。
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SNSが発達したことで、
今では実際には会わないのに
言葉を交わす頻度はとても高い
というケースも増えました。
このようにコミュニケーションが
複雑な時代にあって、
「バウンダリー」
という言葉を理解することは
きわめて重要なのです。
バウンダリー(boundary)
=自分と他人との間にある境界線
はい、That’s allですが、
しかし、これがなかなか悩ましい。
この境界線、
目に見えるものではありませんから、
すぐにあいまいになります。
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「あなたの為だから…」
「あなたのためにいうのだけれど」
とよくいう人は、
実は「自分のためを考えている」というのが、
心理分析のセオリーです(投影の法則)。
そして、「あなたのことを思って」とる行動が、
たいていうまくいかないのは、
善意だからいいでしょ、という建前心理の裏に隠れた、
相手の気持ち未確認がエラーの原因なのです。
自分がいいと思うことは
相手にとってもいいと思いこんでしまう…、
これを、バウンダリーを越えるといいます。
往々にして、このバウンダリー越え
(バウンダリー・オーバー)が
日常の人間関係トラブルをうんでしまいます。
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4月新年度で、
新しい職場や子供の新学年での
保護者同士の付き合いなど、
新しい人間関係が始まります。
あなたを取り巻く「人間関係図」に
大きな変化が起こる時期です。
あなたの周囲に生じる関係は、
あなた自身の心の鏡。
あなたを取り巻く
「人間関係MAP」をつくり、
それを俯瞰(ふかん)することで、
あなた自身の人間関係クレド(信条)を
発見していくことができるかもしれません。
この方法はあなたのみならず、
あなたの友人やあなたのクライアントさんへの
人間関係のお悩み相談の際にも非常に役立つでしょう。
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4月16日(日)開催
「新しい人間関係の適切な距離のとり方」
限定8名の講座&ワーク
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