「あなたのためにいうのだけれど」…? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

人間関係とは、

あまりくっつきすぎても、

依存や束縛となり、

 

また、あまり離れすぎても

孤立感や疎外感となる・・・。
 

適度な人との距離とは

とても難しく、

 

ある人との距離は、

別の人との距離とは違うので、

 

ここにはやはりマニュアルなどはなく、

私たちひとりひとりの現場における

感性や感度の問題、

ということになります。

 

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SNSが発達したことで、

今では実際には会わないのに

言葉を交わす頻度はとても高い

というケースも増えました。

 

このようにコミュニケーションが

複雑な時代にあって、

 

「バウンダリー」

という言葉を理解することは

きわめて重要なのです。

バウンダリー(boundary)

=自分と他人との間にある境界線

はい、That’s allですが、

しかし、これがなかなか悩ましい。
 

この境界線、

目に見えるものではありませんから、

すぐにあいまいになります。

 

***

 

「あなたの為だから…」

「あなたのためにいうのだけれど」

とよくいう人は、

実は「自分のためを考えている」というのが、

心理分析のセオリーです(投影の法則)。
 

そして、「あなたのことを思って」とる行動が、

たいていうまくいかないのは、

善意だからいいでしょ、という建前心理の裏に隠れた、

相手の気持ち未確認がエラーの原因なのです。

自分がいいと思うことは

相手にとってもいいと思いこんでしまう…、
 

これを、バウンダリーを越えるといいます。
往々にして、このバウンダリー越え

(バウンダリー・オーバー)が

日常の人間関係トラブルをうんでしまいます。

 

***

 

4月新年度で、

新しい職場や子供の新学年での

保護者同士の付き合いなど、

新しい人間関係が始まります。

 

あなたを取り巻く「人間関係図」に

大きな変化が起こる時期です。


あなたの周囲に生じる関係は、

あなた自身の心の鏡。
 

あなたを取り巻く

「人間関係MAP」をつくり、

それを俯瞰(ふかん)することで、

あなた自身の人間関係クレド(信条)を

発見していくことができるかもしれません。

 

この方法はあなたのみならず、

あなたの友人やあなたのクライアントさんへの

人間関係のお悩み相談の際にも非常に役立つでしょう。

    ▼

4月16日(日)開催
「新しい人間関係の適切な距離のとり方」

限定8名の講座&ワーク

 

※詳しくはコチラから。