ステロイドと男性性・女性性と。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

お肌は、大きく

表皮、真皮、皮下組織

の三層構造になっています。

そして、真ん中の「真皮層」に

 

脂を出す「皮脂腺:ひしせん」と

汗を出す「汗腺:かんせん」とがあります。

 

皮脂腺の出す「脂」と、

汗腺の出す「水」とが

真皮で上手に混じって、

 

それで皮膚表面に

適度なうるおいをもたらします。

 

***

 

水分だけが多すぎてもダメ。

もちろん、脂分だけが多すぎてもダメ。

 

皮膚表面を、

絶妙な配合でつくる

真皮層のミラクル。

 

つまり、

オイリー肌や乾燥肌になる

っていうことは、

 

この油分と水分の

ミラクル配合の力が

低下したときなのです。
 

***

 

ここにさまざまな肌のトラブルや

湿疹、アトピーの生じやすさの

ヒントがあります。

 

暑い季節は
体内から水分が蒸発しやすいので、

ただでさえ、
オイリー肌になりやすいのですが、

もうひとつ、

カラダの内側から皮脂腺を
発達させてしまう要因があります。

それが「アンドロゲン」

というホルモンです。
 

通称、男性ホルモンと呼ばれています。

***


男性ホルモン?
「わたし、女性だから関係ないわ」
と思うかもしれませんが、
 

じつは女性にも

副腎ってところから出ています。

男性ホルモン、
副腎皮質ホルモン、
女性ホルモンは、

分子的にステロイド骨格を持つ
ステロイドホルモンの仲間です。

アトピーや湿疹を考える時、
 

女性性と男性性のバランスが
副腎皮質ホルモンに影響を及ぼす
という視点は大事です。


***

 

男の子のアトピーが、

お母さんの抑圧ストレス、
 

女の子のアトピーが、

お父さんの抑圧ストレスが
交差して投影されやすいというのも、

 

この性ホルモンバランスのゆえ、
という見方もできるかもしれません。

 

BODY-MIND-SPIRITで考えるアトピー性皮膚炎。

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※詳しくはコチラから