寒いのに、なぜ春が立つのか? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

旧暦では、

 

昨日、立春2月4日から

4月16日までが「春」です。

春と言いますが、

2月4日と言えば毎年、

雪も降る1年でもっとも

寒いくらいの日です。

でも、この日が

寒さの「底」とも言えます。


ここから反転し、

だんだん暖かくなっていくんだよ、
という様子を

 

「春が立つ」=立春と呼ぶのです。

 

あなた、もしくはあなたの家族で

2月4日から4月16日までに

生まれた方はいますか?

 

いるなら、その方を

頭に想定しながら

読みすすめてくださいね。

 



春…、

 

その日の天候によって、
もちろん上下はしますが、


でもこの季節に生まれた

赤ちゃんは基本的に、

一番寒いところから
だんだん暖かくなるという方向

=気温上昇の中で育ちます。

確実に「暖かくなる」という信頼が、
カラダに刻まれるのです。

お母さんも、ほかの家族も、
だんだん陽気になる季節の到来で、
気持ちも緩んだ状態で
あなたを見守ったことでしょう。

***

ただ、2月4日~ 4月16日で
一番トピックになるのは、
花粉症の季節だ、ということです。

これはもう現代人特有の春の過ごし方
とさえなってしまいましたが、

しかし、世情の花粉症モードは

無視できない影響を

春生まれの赤ちゃんに与えます。

アレルギー…かゆくて、
くしゃみが止まらない、という、
そわそわした空気が、
春生まれのカラダには、
どことなく浸透するのです。


***


そしてまた実際、3月~4月は、
卒業・終業式→入学・入社・新学期
という年度バトンタッチで
あわただしい時期です。

会社も3月末決算で棚卸、
新年度で人事変更など
毎年、忙しい時期です。

古いものにお別れ、
新しい季節にこんにちわ。

別れと出逢いが交錯する独特の空気に、
春生まれの人は、少し人恋しさであるとか、

仲間意識だとか、
人間関係の変化を感じやすい性格が
形成されやすいかもしれません。

***

まとめましょう。


寒さの底からだんだん暖かくなる
ベクトルの中で誕生した赤ちゃんは、


1.徐々に暖かくなる空気が、この世の中
 へのファーストインプレッションです。


2.寒さが緩んで行く中、新しい季節への
 期待と信頼=このカラダの記憶が
 生涯にわたり、影響します。


3.花粉が飛び、花粉症の話題が多いです。


4.一年の予算の締めくくり決算期です。
棚卸など一年の在庫の確認。
いるものいらないものの仕分けと
処分が行われる時期です。
 

5.新年度前後をはさみ、職場では人事異動、
学校ではクラス替えや席替えなど、出勤先や
学校で、慌ただしい雰囲気になります。
 

6.生まれて3ヶ月後には夏への気配
 半年後には秋への気配、9ヶ月後には
 冬への気配を感じながら、生まれて
 はじめての1年を過ごします。


さて、このような空気感や季節感が、
この時期に生まれた赤ちゃんのカラダに
どんな特徴をつくるのでしょう?

 

長くなりましたので、

お昼にお送りしますね。

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