おのころ心平です。
金子みすゞさんの有名な詩。
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
***
量子力学の権威
デヴィッド・ボームが唱えた
『ホログラフィー宇宙理論』においては、
目に見える宇宙を明在系、
その背後にあるもうひとつの別の宇宙を
暗在系として位置付けています。
そして、
暗在系(目に見えない別の宇宙)には
明在系(目に見える宇宙)のすべての
物質、精神、時間、空間などが
全体としてたたみこまれている
と考えるのです。
***
この3年間は
目に見えないウイルスに
世界が覆われました。
しかし、これは一方で、
目に見えないものへの
感度をあげよ、
という
人類への警告ととらえることが
できるのかもしれない・・・。
***
日本語には
見えない世界への感度を表す
日本語らしい言葉があります。
それは、
お蔭様
(おかげさま)
目に見えない世界への憧憬(どうけい)、
目に見えないつながりへの感謝、
「おかげさま」は、
many thanks たくさんの感謝
spiritual world 精神世界
subconscious 潜在意識
heaven 天
などなどを包含した、
物質界を支えてくれている
something great
を示すものであり、
なおかつ、より身近にあるもの・・・。
この言葉がもしも、
この冬のウイルス感染予防の
呪文になるのなら、
そんな、アホらしい、と言う前に、
そっと、つぶやいてみましょう。
おかげさま。
なんだか素敵な響きだ、
ということに気づきます。
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目に見えぬ空気の変化にキャッチする季節。
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