脳、免疫、生殖器の成長カーブ。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

「スキャモンの発達曲線」

という有名な研究があります。

 

子供の器官の発達は、

よく調べてみると、

器官によって

成長のスピードが違うのです。

 

 

これは出産時の状態を0%、

成長の到達年齢(20歳)の状態を100%として

 

各器官の

重量変化を計算してみると、

発達の4つの型が

現れるという法則です。

 

***

 

①の神経型

(神経型とは脳、脊髄、頭部 など)は、

乳幼児期にめざましく発達し ます。

大人の脳重量は、1200~1400gで すが

 

新生児の脳重量は370~400g。

この 時点で大人の25%です。

 

2歳になると大人の50%になり、

6歳には90%、

10歳では95%となります。

 

神経型の発達は

早い段階で大人の水準に達します。

 

11歳前後は「神経的な」達成点です。

 

***

 

さて、

②のリンパ型(胸腺やリンパ腺など)は、

これが極めて独特な急成長曲線を描きます。

 

7歳で100%、

12歳近くで200%です。

 

大人の2倍にもなるこの年齢の時期は

免疫機能が もっとも活発に働いていることを

意味しています。

 

12歳前後は

「免疫的な」

ピーク点です。

 

***

 

③の一般型は、

 

頭部を除く、

身体全体の重量の計算です。

心臓、肺、骨、筋肉などを含みます。

 

一般型は2つの波で構成さ れています。

 

一波目は、

胎児期から新生児期にかけての

急な発達。

その後はゆるやかな線となり、

二波目は、13~14歳頃から生じます。

 

この第二波の発達には

性差が大きく現れます。

 

9歳頃から12歳頃までは

女子の方が先に急増しますので、

 

同年代の男子より女子の方が

背が高くなることがよくあります。

これを「交差現象」をよびます。

 

13歳前後は「性的な」 転換点です。

 

***

 

④は生殖型では、

卵巣、精巣を含みます。

 

生殖器官は男女ともに

生まれた時から12歳頃まで

ほとんど変化はありません。

 

小学校5~6年頃から

生殖機能が増大し始め、

14歳頃から急激にカーブを描き、

一気に完成していきます。

 

これを「第二次性徴期」ともよんでいます。

14歳前後は 「性的な」上昇点です。

 

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